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タイ・ローソン:2009年のNCAAトーナメントを優勝に導いたUNCの小さな巨人

2021年9月17日

本記事の信頼性

  • 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい
  • 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい
  • マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上執筆.
  • 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり

こういった私が解説していきます.

目次

タイ・ローソン

タイ・ローソンは,2006~2009年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)で活躍した選手です.

タイ・ローソンのポジションはポイント・ガードで,スピード,身体能力,得点力に優れています.

タイ・ローソンは,2009年のNCAAトーナメントを優勝に導いたUNCの小さな巨人(身長180cm)です.

他のバスケ選手の小さな巨人として,富樫勇樹(身長167cm),アイザイア・トーマス(身長175cm),クリス・ポール(身長183cm)が挙げられます.

また,タイ・ローソンは2004~2005年にアメリカのバスケ名門校のオークヒル・アカデミー高校で,ケビン・デュラントとチームメイトでした.

タイ・ローソンの高校時代の動画です.(タイ・ローソンは白ジャージの背番号#1,ケビン・デュラントは白ジャージの背番号#42)

実はケビン・デュラントは,タイ・ローソンを含む友人達がUNCに行くため,自分もUNCに行きたかったとのことです.

※ケビン・デュラントはテキサス大学に行きました.

ケビン・デュラントを含む実はUNCに行きたかった(ターヒールになりたかった)NBA選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.

それでは,小さな巨人「タイ・ローソン」の活躍を観ていきましょう!

タイ・ローソンの大学時代の活躍

タイ・ローソンの大学時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの主な実績は以下になります.

  • 2009年:ACC最優秀選手賞
  • 2009年:ボブ・クージー賞
  • 2009年:Second-team All-America
  • 2009年:NCAAトーナメント優勝

これらの実績により,タイ・ローソンのジャージ(背番号#5)が優秀選手としてディーン・スミス・センターに掲げられました.

永久欠番を含むUNCの優秀選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.

ポイント・ガードでACC最優秀選手賞を受賞したのは1978年のフィル・フォード以来となります.

フィル・フォードを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

現在,UNCはNCAAトーナメントに6回(1957年,1982年,1993年,2005年,2019年,2017年)優勝しています.

NCAAトーナメント優勝時のポイント・ガードと身長は下表になります.

名前身長
1957年トミー・カーンズ180cm
1982年ジミー・ブラック190cm
1993年デリック・フェルプス193cm
2005年レイモンド・フェルトン185cm
2009年タイ・ローソン180cm
2017年ジョエル・ベリー2世183cm

タイ・ローソンは,トミー・カーンズと並んで180cmと身長が一番低いことがわかります.

過去の大学バスケの平均身長のデータは見当たらなかったので,NBAの平均身長のデータで議論すると,1962~1963年シーズン以降の平均身長は6.6フィート(198cm)以上,1961~1962年シーズン以前の平均身長は6.5(195cm)フィート以下になります.

なので,大学バスケではありますが,タイ・ローソンが優勝チームの中で相対的に身長が一番低い小さな巨人だと言えます.

大学時代のハイライト動画

タイ・ローソンの大学時代のハイライト動画は以下になります.

2009年1月28日:フロリダ州立大学戦で3Pブザービーター

2009年1月28日のフロリダ州立大学戦で77-77の同点だった時に,3Pブザービーターを決めて80-77で勝利しました.

2009年4月6日:NCAAトーナメント決勝のミシガン州立大学戦で8スティールを記録して優勝に貢献

2009年4月6日のNCAAトーナメント決勝のミシガン州立大学戦で8スティールを記録して優勝に貢献しました.

8スティールはNCAAトーナメント決勝の最多記録です.

タイ・ローソンの身体能力や俊敏性,パスコースを読むスキルがとても高いことがわかります.

フル動画です.

2009年のNCAAトーナメントで優勝したタイ・ローソン以外のスターティング5のタイラー・ハンズブロー,ダニー・グリーン,ウェイン・エリントン,デオン・トンプソンを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

タイ・ローソンのNBA第1期時代の活躍

タイ・ローソンは,2009年のNBAドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズに1巡目18位で指名されました.(その後,すぐにデンバー・ナゲッツにトレードされました.)

タイ・ローソンのNBA第1期時代の活躍を紹介していきます.

2009~2011年:デンバー・ナゲッツ時代の活躍

2009~2011年のデンバー・ナゲッツ時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#3です.

2009年10月23日:プレシーズンゲームのロサンゼルス・レイカーズ戦で29得点の活躍

2009年10月23日のプレシーズンゲームのロサンゼルス・レイカーズ戦で29得点の活躍でした.

2011年4月9日:ミネソタ・ティンバーウルブズ戦で10連続3P(11本中10本)を決めて37得点,7リバウンド,6アシストの活躍

2011年4月9日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で10連続3P(11本中10本)を決めて37得点,7リバウンド,6アシストの活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,デンバー・ナゲッツはミネソタ・ティンバーウルブズに130-106で勝利しました.

タイ・ローソンのリトアニア・バスケットボール・リーグ(リトアニア)時代の活躍

タイ・ローソンのリトアニア・バスケットボール・リーグ(リトアニア)時代の活躍を紹介していきます.

2011年10~11月:BCジャルギリス時代の活躍

2011年10~11月:BCジャルギリス時代の活躍を紹介していきます.

2011年8月15日にNBAロックアウト期間中限定でBCジャルギリスと契約しました.

この契約には,NBAロックアウト期間が終わったらデンバー・ナゲッツに戻れることが含まれています.

それでは,2011年10~11月のBCジャルギリス(ルイジアナ)時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#4です.

出場した7試合の成績はこちらです.

2011年10月17日:CSKAモスクワ戦でスクープレイアップ

2011年10月17日のCSKAモスクワ戦でスクープレイアップを決めました.

BCジャルギリスはCSKAモスクワに74-87で敗戦しました.

タイ・ローソンのNBA第2期時代の活躍

タイ・ローソンのNBA第2期時代の活躍を紹介していきます.

2011~2015年:デンバー・ナゲッツ時代の活躍

2011~2015年のデンバー・ナゲッツ時代の活躍を紹介していきます.

2011年12月:デンバー・ナゲッツに復帰

2011年12月からデンバー・ナゲッツに復帰しました.

2012~2013年シーズンのハイライト動画

2012~2013年シーズンのハイライト動画はこちらです.

2013年3月1日:オクラホマシティ・サンダー戦でウイニングショット

2013年3月1日のオクラホマシティ・サンダー戦のオーバータイム残り0.2秒で103-103で同点の時に,ウイニングショットを決めて105-103で勝利しました.

2014~2015年シーズンのハイライト動画

2014~2015年シーズンのハイライト動画はこちらです.

2015~2016年:ヒューストン・ロケッツ時代の活躍

2015~2016年のヒューストン・ロケッツ時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#3です.

2015年11月2日:オクラホマシティ・サンダー戦で14得点,11アシストの活躍

2015年11月2日のオクラホマシティ・サンダー戦で14得点,11アシストの活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,ヒューストン・ロケッツはオクラホマシティ・サンダーに110-105で勝利しました.

2016年:インディアナ・ペイサーズ時代の活躍

2016年のインディアナ・ペイサーズ時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#10です.

2016年4月23日:NBAプレーオフのトロント・ラプターズとの第4戦でデマール・キャロルをアンクルブレイクしてイアン・マヒンミにアシスト

2016年4月23日のNBAプレーオフのトロント・ラプターズとの第4戦でデマール・キャロル(背番号#6)をアンクルブレイクしてイアン・マヒンミ(背番号#28)にアシストした動画です.

タイ・ローソンの華麗なドリブルさばきがわかります.

2016~2017年:サクラメント・キングス時代の活躍

2016~2017年のサクラメント・キングス時代の活躍を紹介していきます.

2017年4月11日:フェニックス・サンズ戦で22得点,11リバウンド,12アシストのトリプルダブルの活躍

2017年4月11日のフェニックス・サンズ戦で22得点,11リバウンド,12アシストのトリプルダブルの活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,サクラメント・キングスはフェニックス・サンズに129-104で勝利しました.

タイ・ローソンの中国プロバスケットボールリーグ(CBA)第1期時代の活躍

タイ・ローソンの中国プロバスケットボールリーグ(CBA)第1期時代の活躍を紹介していきます.

2017~2018年:山東ゴールデンスターズ時代の活躍

2017~2018年の山東ゴールデンスターズ時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#3です.

2017年12月15日:江蘇同曦モンキーキング戦で35得点の活躍

2017年12月15日の江蘇同曦モンキーキング戦で35得点の活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,山東ゴールデンスターズは江蘇同曦モンキーキングに111-100で勝利しました.

タイ・ローソンのNBA第3期時代の活躍

タイ・ローソンのNBA第3期時代の活躍を紹介していきます.

2018年:ワシントン・ウィザーズ時代の活躍

2018年4月12日にNBAプレーオフの戦力としてワシントン・ウィザーズと契約しました.

2018年のワシントン・ウィザーズ時代の活躍を紹介していきます.

2018年4月17日:NBAプレーオフのトロント・ラプターズとの第2戦(デビュー戦)で14得点8アシストの活躍

2018年4月17日のNBAプレーオフのトロント・ラプターズとの第2戦(デビュー戦)で14得点8アシストの活躍でした.

ワシントン・ウィザーズはトロント・ラプターズに119-130で敗戦しました.

タイ・ローソンの中国プロバスケットボールリーグ(CBA)第2期時代の活躍

タイ・ローソンの中国プロバスケットボールリーグ(CBA)第2期時代の活躍を紹介していきます.

2018~2019年:山東ゴールデンスターズ時代の活躍

2018~2019年の山東ゴールデンスターズ時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#3から#8に変更しました.

2019年1月22日:上海シャークス戦で33得点,8リバウンド,5アシストの活躍

2019年1月22日の上海シャークス戦で33得点,8リバウンド,5アシストの活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,110-108で勝利しました.

上海シャークスのジマー・フレデッテ(白ジャージの背番号#32)が中心の動画ですが,タイ・ローソンはオレンジのジャージの背番号#8です.

2019~2020年:福建スタージョンズ時代の活躍

2019~2020年の福建スタージョンズ時代の活躍を紹介していきます.

タイ・ローソンの背番号は#1です.

2020年7月4日:四川金強ブルーホエールズ戦で21得点,13アシストの活躍

2020年7月4日の四川金強ブルーホエールズ戦で21得点,13アシストの活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,福建スタージョンズは四川金強ブルーホエールズに105-84で勝利しました.

2020年7月31日:浙江ライオンズ戦で37得点,7リバウンド,17アシストの活躍

2020年7月31日の浙江ライオンズ戦で37得点,7リバウンド,17アシストの活躍でした.

タイ・ローソンの活躍により,福建スタージョンズは浙江ライオンズに132-119で勝利しました.

タイ・ローソンのギリシャ・バスケットリーグ(ギリシャ)時代の活躍

タイ・ローソンのギリシャ・バスケットリーグ(ギリシャ)時代の活躍を紹介していきます.

2020~2021年:コロッソス・ロドウ(ギリシャ)時代の活躍

2020~2021年のコロッソス・ロドウ(ギリシャ)時代の活躍を紹介していきます.

2020年12月30日にコロッソス・ロドウと契約したのですが,渡航ビザの問題で実現しませんでした.

ビザの問題はいろいろ大変ですね...

2021年8月9日にタイ・ローソンの契約が無事成立しました.

1試合のみ出場しました.

動画は見つかり次第追加します.

タイ・ローソンのチュニジア・リーグ(チュニジア)時代の活躍

タイ・ローソンのチュニジア・リーグ(チュニジア)時代の活躍を紹介していきます.

2021年~現在:USモナスティール時代の活躍

2021年~現在のUSモナスティール時代の活躍を紹介していきます.

動画は見つかり次第追加します.

まとめ

2009年のNCAAトーナメントを優勝に導いたUNCの小さな巨人「タイ・ローソン」を紹介しました.

タイ・ローソンは,スピード,身体能力,得点力に優れたポイント・ガードであることがわかりました.

今後のUNCの小さな巨人「タイ・ローソン」の活躍に期待しましょう!

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