LIFE NORTH CAROLINA

ディーン・スミス:マイケル・ジョーダンの大学時代のコーチ

本記事の信頼性

  • 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい
  • 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるスタートアップ「Guarantee Happiness LLC」でCTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.(コロナの影響のため,2021年現在は日本からアメリカの仕事をリモートワーク.)
  • 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナの地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり

こういった私が解説していきます.

ディーン・スミスとは

ディーン・スミスは,1961~1997年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)男子バスケ部のコーチでした.

戦績は1133戦で879勝254敗(勝率0.776)です.

ディーン・スミスのコーチとしての主な実績は以下になります.

  • 2度NCAAトーナメント優勝(1982,1993年)
  • 13度ACCトーナメント優勝(1967~1969,1972,1975,1977,1979,1981,1982,1989,1991,1994,1997年)
  • 17度ACCレギュラーシーズン優勝(1967~1969,1971,1972,1976~1979,1982~1985,1987,1988,1993,1995年)
  • 1976年のモントリオールオリンピックでアメリカ代表のコーチとして金メダル獲得
  • マイケル・ジョーダンの大学時代の育ての親

また,ディーン・スミスはカンザス大学の学生の時(1952年)にNCAAトーナメントに優勝しています.

選手としてのコーチとしても偉大な実績ですね!

マイケル・ジョーダンがディーン・スミスを振り返るインタビュー動画はこちらです.

マイケル・ジョーダンは,1981年にディーン・スミスによりリクルートされてUNCに入りました.

とても感謝していることがわかります.サムネイルの左がディーン・スミス,右がマイケル・ジョーダンです.

マイケル・ジョーダンのUNCでの活躍を知りたいあなたはこちらからどうぞ.

マイケル・ジョーダン UNC
マイケル・ジョーダンの大学時代の活躍

こういった悩みにお答えします. こういった私が解説していきます. 目次1 マイケル・ジョーダンとは2 マイケル・ジョーダンのノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)時代2.1 1981~1982年 ...

続きを見る

また,ディーン・スミスは,UNC男子バスケ部のスタジアム「ディーン・スミス・センター」の名前の由来にもなっています.

ディーン・スミス・センターを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

ディーン・スミス・センター
私をディーン・スミス・センターに連れてって

こういった私が解説していきます. 目次1 ディーン・スミス・センター2 ディーン・スミス・センターとさいたまスーパーアリーナの比較3 早速,ディーン・スミス・センターに連れていきます!4 まとめ ディ ...

続きを見る

ディーン・スミスの名言「Play hard, play smart, play together.」

ディーン・スミスはUNC男子バスケ部の選手に名言「Play hard, play smart, play together.」を伝えています.

UNCでは勝つことがとても重要でプレッシャーは計り知れないものですが,ディーン・スミスは勝つことよりも健全な教育を受け,良い社会人になることを重視していました.

ディーン・スミスの著書の「The Carolina Way」で,この名言を以下のように解説しています.

  • Play hard:多くの練習をすること
  • Play smart:(自分勝手にシュートを打つのではなく)適切な選手にアシストすること
  • Play together:チームプレイを褒めること

この名言は様々なチームで使われています.ディーン・スミスの偉大さがわかります.

ディーン・スミスの有名な戦略「Four Corners Offense」

ディーン・スミスの有名な戦略として,「Four Corners Offense」が挙げられます.

Four Corners Offenseは,相手チームのコートの真ん中にポイント・ガードの選手,4つの角に他の4人の選手を配置し,時間を使いながらイージーショットを狙う戦略です.

よく試合終了間際にリードしている状態で採用されます.

ロイ・ウィリアムズ元コーチもFour Corners Offenseを採用します.(ロイ・ウィリアムズは,1981年にディーン・スミスがマイケル・ジョーダンをリクルートした時のアシスタントコーチです.)

試合終了間際のクラッチタイムではなく試合開始直後にFour Corners Offenseを採用して話題になりました.

この試合では,UNCの選手はレトロジャージ(昔のユニフォーム)を着てプレイしていたので,ディーン・スミスへのリスペクトですね!

ロイ・ウィリアムズを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

UNCコーチ ロイ・ウィリアムズ
ロイ・ウィリアムズ:NCAAトーナメントを3度優勝したUNC男子バスケ部のコーチ

こういった私が解説していきます. UNC男子バスケ部のコーチ「ロイ・ウィリアムズ」が900勝を達成しました.おめでとうございます! 他に900勝を達成した3人の大学コーチ(マイク・シャシェフスキー,ジ ...

続きを見る

Four Corners Offenseのポイント・ガードの代名詞といえば,ディーン・スミスのUNC時代の教え子「フィル・フォード」です.

フィル・フォードを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

フィル・フォード
フィル・フォード:マイケル・ジョーダンと同じ大学で永久欠番のポイント・ガードの選手【Four Corners Offenseの代名詞】

こういった私が解説していきます. 目次1 フィル・フォード2 フィル・フォードの大学時代の活躍2.1 フィル・フォードの大学時代のハイライト動画2.2 1975年2月12日:デューク大学戦でFour ...

続きを見る

ディーン・スミス,マイケル・ジョーダンとロイ・ウィリアムズの3ショットの写真

ディーン・スミス(中央),マイケル・ジョーダン(右),ロイ・ウィリアムズ(左)の3ショットの写真は以下になります.

このように,ディーン・スミス,マイケル・ジョーダン,ロイ・ウィリアムズはとても近しい関係であることがわかりますね.

ディーン・スミスのUNCのコーチとしてのメモリアル勝利

【1勝目】1961年12月2日:UNC 80-46 バージニア大学

初戦では,UNCはバージニア大学に80-46で勝利しました.

1961~1962年シーズンは,ディーン・スミスが唯一負け越したシーズンで8勝9敗でした...

ですが,これからディーン・スミスの伝説が始まります!

【42勝目】1965年1月9日:UNC 65-62 デューク大学

UNCはデューク大学に65-62で勝利し,4連敗を脱出した試合です!

ディーン・スミスが8度目の挑戦で当時のデューク大学のコーチ「ビック・ブバス」にやっと勝利した試合でもあります.

【90勝目】1967年3月11日:UNC 82-73 デューク大学

UNCはACCトーナメントの決勝でデューク大学に82-73で勝利し,ディーン・スミスがコーチとしてACCトーナメントを初優勝した試合です.

また,ディーン・スミスが初めてNCAAトーナメントに出場し,ファイナルフォーまで勝ち進みました.

※この時代はACCトーナメントで優勝しないとNCAAトーナメントに出場できませんでした.2021年現在のNCAAトーナメントの出場チーム数68に対して,1967年では出場チーム数が23と少ないからですね.

【263勝目】1974年3月2日:UNC 96-92 デューク大学

後半の残り17秒でUNC 78 vs. デューク大学 86 と8点差で負けていて,ほぼ負けが確定している状況でした.

ここからUNCの怒涛の猛攻が始まり,最後はウォルター・デイビスのブザービーターで86-86の同点に追いついて延長戦になりました.

延長戦でUNCがデューク大学に96-92で競り勝ちました.

ディーン・スミスは,ライバルのデューク大学に対して記憶に残る勝利を収めました!

【468勝目】1982年3月29日:UNC 63-62 ジョージタウン大学

UNCがジョージタウン大学に63-62で勝利し,ディーン・スミスがNCAAトーナメントで初優勝しました.

マイケル・ジョーダンがウイニングショット「The First Shot」を決めた試合でもあります.

【774勝目】1993年4月5日:UNC 77-71 ミシガン大学

UNCがミシガン大学に77-71で勝利し,ディーン・スミスがNCAAトーナメントで2度目の優勝をしました.

後半の残り11秒でUNC 73 vs. ミシガン大学 71の時,ミシガン大学が残りのタイムアウトがない状態でタイムアウトを取ろうとしてテクニカルファウルを取られたのが勝負の決め手ですね.

その前のトラベリング疑惑も気になりますが...

動画の1:41:00から見れますので,興味があるあなたは是非観てみましょう!

【877勝目】1997年3月15日:UNC 73-56 コロラド大学

UNCがNCAAトーナメントの2回戦でコロラド大学に73-56で勝利しました.

当時の最多勝コーチ記録を保持していたケンタッキー大学のアドルフ・ラップの876勝を抜いて,ディーン・スミスが877勝を記録した試合です!

【879勝目】1997年3月23日:UNC 97-74 ルイビル大学

UNCがNCAAトーナメントのエリートエイト(準々決勝)でルイビル大学に97-74で勝利しました.

この試合が,UNCのコーチとしての最後の勝利になりました.

ディーン・スミスのアメリカ代表のコーチとしてのメモリアル勝利

ディーン・スミスは,1976年のモントリオールオリンピックの時にアメリカの代表コーチとしてチームを指揮し,決勝ではユーゴスラビア代表に95-74で勝利して見事金メダルを獲得しました.

1983年5月2日:ディーン・スミスのバスケットボール殿堂入りスピーチ

1983年5月2日にディーン・スミスはコーチとしてバスケットボール殿堂入りスピーチをしました.

まとめ

マイケル・ジョーダンの大学時代のコーチ「ディーン・スミス」を紹介しました.

ディーン・スミスは,UNCのコーチとしてNCAAトーナメントを2度優勝,1976年のモントリオールオリンピックでアメリカ代表のコーチとして金メダルを獲得した偉大なコーチです.

また,ディーン・スミスは,UNC男子バスケ部のスタジアム「ディーン・スミス・センター」の名前の由来になっています.

ディーン・スミスを「マイケル・ジョーダンの大学時代の育ての親」と覚えましょう!

英語の動画を楽しみたいあなたは,アメリカ企業CTOがおすすめするオンラインビジネス英会話は1つを読みましょう.

-LIFE, NORTH CAROLINA
-, , , , ,