本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上執筆.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
目次
アントワン・ジェイミソン
アントワン・ジェイミソンは,1995~1998年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)で活躍した選手です.
アントワン・ジェイミソンのポジションは,スモール・フォワードとパワー・フォワードを兼ねたストレッチ・フォー(コンボフォワード)です.
アントワン・ジェイミソンは八村塁とプレイスタイルがよく似ています.
2019年8月から現在まで,アントワン・ジェイミソンは八村塁が所属するワシントン・ウィザーズのプロサイドのスカウト部門長に就任しています.
なので,八村塁の育成部長としても適任ですね.
アントワン・ジェイミソン本人がインタビュー記事「私と八村塁の共通点」でも解説しています.
また,アントワン・ジェイミソンは,八村塁の2019年6月23日のドラフト指名を監督していたとのことです.
※2019年のNBAドラフトはアントワン・ジェイミソンが就任する約2ヶ月前ですが,内定済みで八村塁の指名に関わったのかもしれません.
アントワン・ジェイミソンと八村塁は今後も良い関係を構築してほしいですね.
八村塁を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
アントワン・ジェイミソンの紹介動画はこちらです.
アントワン・ジェイミソンの大学時代の活躍
アントワン・ジェイミソンの大学時代の活躍を紹介していきます.
アントワン・ジェイミソンは大学時代にエースとして活躍し,主に以下の実績を残しました.
- 1996~1998年:First-team All-ACC
- 1998年:ACCトーナメントMVP
- 1998年:First-team All-America
- 1998年:ACC最優秀選手賞
- 1998年:年間最優秀選手賞
これらの実績により,アントワン・ジェイミソンの背番号#33は永久欠番になりました.
UNCで永久欠番の選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
ビル・ガスリッジ コーチの6スターターシステムの1人
アントワン・ジェイミソンは,ビル・ガスリッジ コーチの6スターターシステムの1人です.
スターティング5の6人は,アントワン・ジェイミソン,ビンス・カーター,エド・コタ,シャモンド・ウィリアムズ,アデモラ・オクラジャ,ムフタール・ヌディエです.
ビル・ガスリッジ コーチや他の選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
1996~1998年シーズンのUNCのハイライト動画
1996~1998年シーズンのUNCのハイライト動画です.
大学時代のハイライト動画
アントワン・ジェイミソンの大学時代のハイライト動画は以下になります.
八村塁のようにポストプレイやインサイドからの得点が多いですね.
1997年3月2日:デューク大学戦で33得点の活躍
1997年3月2日のデューク大学戦で33得点の活躍でした.
アントワン・ジェイミソンの活躍で,UNCはデューク大学に91-85で勝利しました.
1998年3月8日:デューク大学戦でビンス・カーターと合わせて38得点の活躍
1998年3月8日のACCトーナメント決勝のデューク大学戦で,アントワン・ジェイミソンはビンス・カーターと合わせて38得点の活躍でした.
アントワン・ジェイミソンとビンス・カーターの活躍により,UNCはデューク大学に83-68で勝利し,ACCトーナメントを優勝しました.
この試合は,UNCがライバルのデューク大学にメモリアル勝利をした試合の1つです.
他のメモリアル勝利の試合に興味があるあなたはこちらからどうぞ.
アントワン・ジェイミソンのNBA時代の活躍
アントワン・ジェイミソンは,1998年のNBAドラフトでトロント・ラプターズに1巡目4位で指名されました.(その後,すぐにゴールデンステート・ウォリアーズにビンス・カーターと交換でトレードされました.UNCの同期同士でトレードです.)
アントワン・ジェイミソンのNBA時代の活躍を紹介していきます.
アントワン・ジェイミソンのTOP10キャリアプレイ
アントワン・ジェイミソンのTOP10キャリアプレイの動画です.
1998~2003年:ゴールデンステート・ウォリアーズ時代の活躍
1998~2003年のゴールデンステート・ウォリアーズ時代の活躍を紹介します.
2000年12月3日:シアトル・スーパーソニックス戦で51得点の活躍
2000年12月3日のシアトル・スーパーソニックス戦で51得点の活躍でした.
ゴールデンステート・ウォリアーズはシアトル・スーパーソニックスに102-118で敗戦しました.
動画は見つかり次第追加します.
2000年12月6日:ロサンゼルス・レイカーズ戦で51得点の活躍
2000年12月6日のロサンゼルス・レイカーズ戦で,アントワン・ジェイミソン(背番号#33)は51得点の活躍でした.
ゴールデンステート・ウォリアーズはロサンゼルス・レイカーズに125-122で勝利しました.
※この試合は,コービー・ブライアントが50得点以上(51得点)を記録した最初の試合でもあります.
2試合連続で50得点以上記録した選手は,1988年のシカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダン以来です.
マイケル・ジョーダンのNBA時代の活躍を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2003~2004年:ダラス・マーベリックス時代の活躍
2003~2004年のダラス・マーベリックス時代の活躍を紹介していきます.
ダラス・マーベリックス時代はベンチからの出場で平均14.8得点とチームの勝利に大きく貢献したことで,2004年にシックスマン賞を受賞しました.
レギュラーシーズンは52勝30敗でキャリア初のプレーオフに出場しました.
ダラス・マーベリックス時代のハイライト動画
ダラス・マーベリックス時代のアントワン・ジェイミソン(背番号#33)のハイライト動画は以下になります.
2004~2010年:ワシントン・ウィザーズ時代の活躍
2004~2010年のワシントン・ウィザーズ時代の活躍を紹介していきます.
2005年2月20日:NBAオールスターゲーム出場
アントワン・ジェイミソンは,2005年2月20日のNBAオールスターゲームにイーストチームで出場しました.
2008年2月17日:NBAオールスターゲーム出場
アントワン・ジェイミソンは,2008年2月17日のNBAオールスターゲームにイーストチームで出場しました.
アントワン・ジェイミソンの背番号#4は,同チームのクリス・ボッシュと同じです.
2010~2012年:クリーブランド・キャバリアーズ時代の活躍
アントワン・ジェイミソンは,2010年2月7日にクリーブランド・キャバリアーズにトレードされました.
2009~2010年シーズンのハイライト動画
2009~2010年シーズンのハイライト動画は以下になります.
2012年1月2日:ニュージャージー・ネッツ戦で23得点の活躍
2012年1月2日のブルックリン・ネッツ戦でアントワン・ジェイミソンは23得点の活躍でした.
アントワン・ジェイミソンの活躍で,クリーブランド・キャバリアーズはニュージャージー・ネッツに98-82で勝利しました.
2012~2013年:ロサンゼルス・レイカーズ時代の活躍
アントワン・ジェイミソンは,2012年7月5日にロサンゼルス・レイカーズと契約しました.
2013年2月12日:フェニックス・サンズ戦で19得点,10リバウンドの活躍
2013年2月12日のフェニックス・サンズ戦で19得点,10リバウンドの活躍でした.
アントワン・ジェイミソンの活躍で,ロサンゼルス・レイカーズはオーバータイムの末,フェニックス・サンズに91-85で勝利しました.
2013~2014年:ロサンゼルス・クリッパーズ時代の活躍
2013年8月28日にロサンゼルス・クリッパーズと契約しました.
2013年12月11日:ボストン・セルティックス戦でNBAキャリア通算20,000得点達成
2013年12月11日のボストン・セルティックス戦で,アントワン・ジェイミソンはNBAキャリア通算20,000得点を達成しました!
以下の動画の0:27で観られます.
試合はロサンゼルス・クリッパーズがボストン・セルティックスに96-88で勝利しました.
アントワン・ジェイミソンの引退とバスケットボール殿堂入り
アントワン・ジェイミソンは2014年に引退しました.お疲れ様でした.
アントワン・ジェイミソンはNBAキャリア通算20,042得点です.
現在,アントワン・ジェイミソンは,トム・チェンバースとともにNBAキャリア通算20,000得点以上した選手でバスケットボール殿堂入りしていない2人の選手の内の1人です.
早くバスケットボール殿堂入りしてほしいです!
アントワン・ジェイミソンのアメリカ代表時代の活躍
アントワン・ジェイミソンはアメリカ代表として2006年の世界選手権に出場し,銅メダルを獲得しました.
2006年8月22日:スロベニア代表戦で8得点の活躍
2006年8月22日のスロベニア代表戦で,アントワン・ジェイミソンは8得点の活躍でした.
アメリカ代表はスロベニア代表に114-95で勝利しました.
2006年8月24日:セネガル代表戦で9得点の活躍
2006年8月24日のセネガル代表戦で,アントワン・ジェイミソンは9得点の活躍でした.
UNCのチームメイトでセネガル代表のムフタール・ヌディエ(背番号#4)とマッチアップしています.
アメリカ代表はセネガル代表に103-58で勝利しました.
アントワン・ジェイミソンの引退後のキャリアと現在
アントワン・ジェイミソンは,2014年10月にTWC SportsNetのロサンゼルス・レイカーズ担当アナリスト,2017年10月にロサンゼルス・レイカーズのスカウトに就任しました.
2019年8月から現在まで,アントワン・ジェイミソンは八村塁が所属するワシントン・ウィザーズのプロサイドのスカウト部門長に就任しています.
2019年のNBAドラフト八村塁の指名と2020年のNBAドラフトの指名を監督していたとのことです.
2021年12月1日:ミシガン大学戦でのハーフタイムで大学のバスケットボール殿堂入りの報告
2021年12月1日のミシガン大学戦でのハーフタイムで大学のバスケットボール殿堂入りの報告をしました.
おめでとうございます!
まとめ
ビンス・カーターと大学時代の同期で永久欠番の選手「アントワン・ジェイミソン」を紹介しました.
また,アントワン・ジェイミソンと八村塁の関係を解説しました.
今後のワシントン・ウィザーズにおけるアントワン・ジェイミソンと八村塁の関係と成長が楽しみですね.
八村塁もアントワン・ジェイミソンのようにオールスターゲーム出場とNBAキャリア通算20,000得点を目指してほしいです!
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