本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.また,日本のバスケやBリーグも詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上,バスケに関する記事を50本以上執筆.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
目次
ラリー・ブラウン
ラリー・ブラウンは,1960~1963年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)で活躍した選手です.
ラリー・ブラウンのポジションは,ポイント・ガードです.
また,ラリー・ブラウンは,コーチとしてバスケットボール殿堂入りしていて,NCAAとNBAの両方で優勝した初めてのコーチでもあります.
それでは,ラリー・ブラウンの活躍を紹介していきます.
ラリー・ブラウンの大学時代の活躍
ラリー・ブラウンの大学時代の活躍を紹介していきます.
ラリー・ブラウンの大学時代の主な実績は以下になります.
- Second-team All-ACC(1962年)
- First-team All-ACC(1963年)
- Olympic Gold Medalist(1964年)※正確には卒業後
これらの活躍により,ラリー・ブラウンのジャージ(背番号#11)が,優秀選手としてディーン・スミス・センターに掲げられました.
大学時代のプレイ動画
大学時代のプレイ動画は以下になります.
1:02にラリー・ブラウンがレイアップを決めています.
1961年:デューク大学戦の動画
1961年のデューク大学戦の動画です.
ラリー・ブラウンとデューク大学のアート・ヘイマンが喧嘩したとのことです.
ラリー・ブラウンのアメリカ代表時代の選手としての活躍
ラリー・ブラウンのアメリカ代表時代の選手としての活躍を紹介していきます.
ラリー・ブラウンは1964年の東京1964オリンピックの決勝でソビエト代表に73-59で勝利して,金メダルを獲得しました.
1:32:25から20秒の決勝のソビエト代表戦の動画があります.
※ラリー・ブラウンは背番号#6ですが,動画では見つかりませんでした.
ラリー・ブラウンのUNCのアシスタントコーチ時代の活躍
ラリー・ブラウンは1965~1967年にUNCのアシスタントコーチとして活躍しました.
ラリー・ブラウンのアシスタントコーチ時代の主な実績は以下になります.
- ACCレギュラーシーズン優勝(1967年)
- ACCトーナメント優勝(1967年)
- NCAAトーナメントのファイナルフォー進出(1967年)
動画は見つかり次第追加します.
ラリー・ブラウンのABA時代の活躍
ラリー・ブラウンのABA時代の活躍を紹介していきます.
ABA時代の主な実績は以下になります.
- ABA優勝(1969年)
- ABAオールスター(1968~1970年)
- ABAオールスターMVP(1968年)
- Second-team All-ABA(1968年)
- ABAアシスト王(1968~1970年)
1967~1968年:ニューオーリンズ・バッカニアーズ時代の活躍
1967~1968年のニューオーリンズ・バッカニアーズ時代の活躍を紹介していきます.
1968~1971年:オークランド・オークス/ワシントン・キャップス/バージニア・スクワイアーズ時代の活躍
1968~1971年のオークランド・オークス/ワシントン・キャップス/バージニア・スクワイアーズ時代の活躍を紹介していきます.
1969年:ABAファイナルのインディアナ・ペイサーズ戦のハイライト動画
1969年のABAファイナルのインディアナ・ペイサーズ戦のハイライト動画です.
ラリー・ブラウンは黄ジャージの背番号#11です.
1971~1972年: デンバー・ロケッツ時代の活躍
1971~1972年の デンバー・ロケッツ時代の活躍を紹介していきます.
動画は見つかり次第追加します.
ラリー・ブラウンのコーチ時代の活躍
ラリー・ブラウンのコーチ時代の活躍を紹介していきます.
コーチとしての経歴は以下になります.
- 1965~1968年:UNCのアシスタントコーチ(先述)
- 1972~1974年:カロライナ・クーガーズのコーチ
- 1974~1979年:デンバー・ナゲッツのコーチ
- 1979~1981年:UCLAのコーチ
- 1981~1983年:ニュージャージー・ネッツのコーチ
- 1983~1988年:カンザス大学のコーチ
- 1988~1992年:サンアントニオ・スパーズのコーチ
- 1992~1993年:ロサンゼルス・クリッパーズのコーチ
- 1993~1997年:インディアナ・ペイサーズのコーチ
- 1997~2003年:フィラデルフィア・セブンティシクサーズのコーチ
- 2003~2005年:デトロイト・ピストンズのコーチ
- 2005~2006年:ニューヨーク・ニックスのコーチ
- 2008~2010年:シャーロット・ボブキャッツのコーチ
- 2012~2016年:サザンメソジスト大学のコーチ
- 2018年:オーキシリウム・パラカネストロ・トリノのコーチ
- 2021年~現在:メンフィス大学のアシスタントコーチ
コーチ時代の主な実績は以下になります.(UNCのアシスタントコーチ以外)
- ネイスミス最優秀コーチ賞(1988年)
- NCAAトーナメント優勝(1988年)
- NBA最優秀コーチ賞(2001年)
- コーチとしてバスケットボール殿堂入り(2002年)
- チャック・デイリー生涯功労賞(2021年)
- NBA優勝(2004年)
1988年:カンザス大学がNCAAトーナメント優勝したシーズンのハイライトとインタビュー動画
1988年のカンザス大学がNCAAトーナメント優勝したシーズンのハイライトとインタビュー動画です.
※インタビューはおそらく2008年です.
2002年9月27日:コーチとしてのバスケットボール殿堂入りスピーチ
2002年9月27日のコーチとしてのバスケットボール殿堂入りスピーチです.
2004年6月15日:デトロイト・ピストンズでNBAを優勝した時のインタビュー動画
2004年6月15日にデトロイト・ピストンズでNBAを優勝した時のインタビュー動画です.
7:35にラリー・ブラウンのインタビューがあります.
2017年3月:ディーン・スミス コーチのアシスタントコーチとしてのインタビュー動画
ラリー・ブラウンは,1965~1967年にUNCでディーン・スミス コーチのアシスタントコーチでした.
(おそらく)2017年3月に撮影されたディーン・スミス コーチのアシスタントコーチとしてのインタビュー動画です.
ディーン・スミスを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2018年:2004年のデトロイト・ピストンズのNBA優勝を振り返る動画
2018年に公開された2004年のデトロイト・ピストンズのNBA優勝を振り返る動画です.
3:16と4:18でラリー・ブラウンがコーチとしてインタビューされています.
ラリー・ブラウンのアメリカ代表時代のコーチとしての活躍
ラリー・ブラウンのアメリカ代表時代のコーチとしての活躍を紹介していきます.
2000年:シドニーオリンピックでアシスタントコーチとして金メダルを獲得
2000年のシドニーオリンピックでアシスタントコーチとして金メダルを獲得しました.
アメリカ代表のUNC出身選手にはビンス・カーターがいます.
ビンス・カーターを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2000年10月1日:フランス代表との決勝戦に勝利して金メダルを獲得
2000年10月1日のフランス代表との決勝戦に勝利して金メダルを獲得しました.
2003年:バスケットボールアメリカ選手権でコーチとして金メダルを獲得
2003年のバスケットボールアメリカ選手権でコーチとして金メダルを獲得しました.
2003年のバスケットボールアメリカ選手権のハイライト動画
2003年のバスケットボールアメリカ選手権のハイライト動画はこちらです.
2004年:アテネオリンピックでコーチとして銅メダルを獲得
2004年のアテネオリンピックでコーチとして銅メダルを獲得しました.
2004年8月28日:ルイジアナ代表との3位決定戦に勝利して銅メダルを獲得
2004年8月28日にルイジアナ代表との3位決定戦に勝利して銅メダルを獲得しました.
2018年1月27日:ラリー・ブラウンのUNCへの帰還
2018年1月27日のノースカロライナ州立大学戦でのハーフタイムで,1967~1969年のUNCのチームでアシスタントコーチとしてラリー・ブラウンが紹介されました.UNCへの帰還です.
※ラリー・ブラウンは1965~1967年にUNCのアシスタントコーチでした.
2:31にラリー・ブラウンの紹介があります.
当時の選手だったチャーリー・スコット,ラリー・ミラー,ラスティ・クラークを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
ラリー・ブラウンとアレン・アイバーソンの関係
ラリー・ブラウンとアレン・アイバーソンの関係を紹介します.
アレン・アイバーソンは,史上最低身長(183cm)のNBAシーズン得点王・MVP受賞者です.
ラリー・ブラウンは1997~2003年のフィラデルフィア・セブンティシクサーズのコーチ時代にアレン・アイバーソンを指導しています.
2012年:ラリー・ブラウンのアレン・アイバーソンに関するインタビュー
2012年のラリー・ブラウンのアレン・アイバーソンに関するインタビューです.
ラリー・ブラウンはアレン・アイバーソンをリスペクトしていることがわかります.
2016年:アレン・アイバーソンのラリー・ブラウンに関するインタビュー
2016年のアレン・アイバーソンのラリー・ブラウンに関するインタビューです.
アレン・アイバーソンはラリー・ブラウンを史上最高のコーチと述べています.
まとめ
UNC出身の名ポイント・ガード&名コーチ「ラリー・ブラウン」を紹介しました.
ラリー・ブラウンは,NCAAとNBAの両方で優勝した初めてのコーチです.
現在,ラリー・ブラウンはメンフィス大学のアシスタントコーチですので,今後の活躍に期待しましょう.
Go Larry!
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