本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナの地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
目次
ジャスティン・ジャクソン
ジャスティン・ジャクソンは,2014~2017年にUNC男子バスケ部の選手として活躍しました.
ジャスティン・ジャクソンのポジションはスモール・フォワードで,中と外の両方で得点できる選手です.
ジャスティン・ジャクソンはスラムダンクの沢北の「へなちょこシュート(フローター)」が必殺技の選手で,ビッグマンのブロックを躱して得点できるリアル沢北です!
※沢北のポジションもジャスティン・ジャクソンと同じスモール・フォワードです.
2015~2016年の年末年始にCEOのマリアンジェラ・ウォーカーの自宅に滞在していた時に,ジャスティン・ジャクソンの活躍をディーン・スミス・センターでライブ観戦しました.
2016年1月2日のジョージア工科大学戦の写真です.
ディーン・スミス・センターを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
ジャスティン・ジャクソンの大学時代の活躍
ジャスティン・ジャクソンは2014~2017年にスターティング5として活躍しました.
最初の2年(2014~2016年)は3番手くらいの選手でしたが,2016~2017年の3年生の時にはエースとしてチームを引っ張りました.
ジャスティン・ジャクソンの大学時代の主な実績は以下になります.
- 2015年:ACC All-Freshman team
- 2017年:Consensus first-team All-American
- 2017年:ACC最優秀選手賞
- 2017年:First-team All-ACC
これらの活躍により,ジャスティン・ジャクソンのジャージ(背番号#44)が,優秀選手としてディーン・スミス・センターに掲げられました.
ジャスティン・ジャクソンの大学時代の成績
ジャスティン・ジャクソンの大学時代の成績は以下になります.
平均得点は,2014~2015年は10.7,2015~2016年は12.7でしたが,2016~2017年は18.3と大幅に増えています.
また,3Pの成功率は,2014~2015年は30.4%,2015~2016年は29.8%とあまり得意ではありませんでしたが,2016~2017年には37%まで向上しています.
年 | 平均得点 | フィールドゴール成功率 | 3P成功率 | フリースロー成功率 |
---|---|---|---|---|
2014~2015 | 10.7 | 0.477 | 0.304 | 0.710 |
2015~2016 | 12.7 | 0.472 | 0.298 | 0.667 |
2016~2017 | 18.3 | 0.443 | 0.370 | 0.748 |
へなちょこシュート:ジャスティン・ジャクソンの必殺技
ジャスティン・ジャクソンの必殺技「へなちょこシュート」を紹介します.
ブロックを躱してシュートを決めていることがわかります.
2017年にはACC Player of the Yearを受賞しています.
ハイライト動画はこちらになります.0:51で「へなちょこシュート」を決めています.
2017年はエースとしてNCAAトーナメントでUNCを優勝に導きました.
ジャスティン・ジャクソンのNBA時代の活躍
ジャスティン・ジャクソンは,2017年のNBAドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズに1巡目15位で指名されました.(その後,すぐにサクラメント・キングスにトレードされました.)
それでは,ジャスティン・ジャクソンのNBA時代の活躍を観てみましょう.
2017~2019年:サクラメント・キングス時代の活躍
2017~2019年のサクラメント・キングス時代の活躍を紹介していきます.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#25です.
2019年1月5日:ゴールデンステート・ウォリアーズ戦でキャリアハイの28得点の活躍
2019年1月5日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦で,キャリアハイの28得点の活躍でした.
1:34で「へなちょこシュート」を決めています.(試合は123-127で惜敗しました.)
2019~2020年:ダラス・マーベリックス時代の活躍
2019~2020年のダラス・マーベリックス時代の活躍を紹介していきます.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#44です.
2019年11月22日:クリーブランド・キャバリアーズ戦で19得点の活躍
2019年11月22日のクリーブランド・キャバリアーズ戦で19得点の活躍でした.
0:36で「へなちょこシュート」を決めています.試合は143-101でダラス・マーベリックスがクリーブランド・キャバリアーズに圧勝しました.
2020~2021年:オクラホマシティ・サンダー時代の活躍
2020~2021年のオクラホマシティ・サンダー時代の活躍を紹介していきます.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#44です.
2021年2月12日:デンバー・ナゲッツ戦で20得点の活躍
2021年2月12日のデンバー・ナゲッツ戦で,ジャスティン・ジャクソンは20得点を記録しました.
1:00で「へなちょこシュート」を決めています.(試合は95-97で惜敗しました.)
2021年:ミルウォーキー・バックス時代の活躍
2021年でのミルウォーキー・バックス時代の活躍を紹介していきます.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#44です.
2021年5月16日:シカゴ・ブルズ戦で9得点,6リバウンドの活躍
2021年5月16日のシカゴ・ブルズ戦で9得点,6リバウンドの活躍でした.
ミルウォーキー・バックスはシカゴ・ブルズに112-118で惜敗しました.
2021年にNBA優勝
ジャスティン・ジャクソンは2021年のNBAで優勝しました.
おめでとうございます!
ジャスティン・ジャクソンは,NCAAとNBAを両方で優勝した4人目の選手になりました.
他の選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
NBAを優勝した出身大学の人数でUNCが36人で1位になりました!
2021年:ダラス・マーベリックス/テキサス・レジェンズ第1期時代の活躍
2021年のダラス・マーベリックス/テキサス・レジェンズ第1期時代の活躍を紹介していきます.
2021年10月15日にダラス・マーベリックスと契約しました.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#44です.
また,2021年10月23日にNBA Gリーグのテキサス・レジェンズと契約しました.
2021年11月5日:レイクランド・マジック戦で25得点の活躍
2021年11月5日のレイクランド・マジック戦で25得点の活躍でした.
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,テキサス・レジェンズはレイクランド・マジックに114-98で勝利しました.
0:23でジャスティン・ジャクソンは馬場雄大(背番号#18)からのアシストで3Pを決めています.
※へなちょこシュートを外したオフェンスリバウンドからのセカンドシュートを決めています!
2021年11月6日:レイクランド・マジック戦で41得点の活躍
2021年11月6日のレイクランド・マジック戦で41得点の活躍でした(シュートは20本中14本,3Pは15本中11本,フリースロー1本中1本).
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,テキサス・レジェンズはレイクランド・マジックに120-103で勝利しました.
また,1:55でワイドオープンの3Pを決めていますが,馬場雄大(背番号#18)が中にカットインしてディフェンスを引きつけています.馬場雄大のナイスプレイですね.
2021年:ボストン・セルティックス第1期時代の活躍
2021年のボストン・セルティックス第1期時代の活躍を紹介していきます.
2021年12月18日にボストン・セルティックスと10日間契約をしました!
NBA復帰です!
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#43です.
※10日間契約後はテキサス・レジェンズに戻りました.
2021年12月22日:クリーブランド・キャバリアーズ戦に出場
2021年12月22日のクリーブランド・キャバリアーズ戦に出場しました.
8:19の画面左下にジャスティン・ジャクソン(背番号#43)がいます!
2022年:フェニックス・サンズ時代の活躍
2022年のフェニックス・サンズ時代の活躍を紹介していきます.
NBAに再復帰です!
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#45です.
2022年1月6日:ロサンゼルス・クリッパーズ戦で8得点の活躍
2022年1月6日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で8得点の活躍でした.
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,フェニックス・サンズはロサンゼルス・クリッパーズに106-89で勝利しました.
1:45で3Pを決めています.
ジャスティン・ジャクソンは同じUNC出身でフェニックス・サンズのチームメイトのキャメロン・ジョンソン(背番号#23)のリザーブとして出場しています.
キャメロン・ジョンソンを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2022年:テキサス・レジェンズ第2期と第3期時代の活躍
2022年のテキサス・レジェンズ第2期と第3期時代の活躍を紹介していきます.
※2022年はフェニックス・サンズとテキサス・レジェンズを行ったり来たりしていました.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#44です.
2022年1月15日:サンタクルーズ・ウォリアーズ戦で30得点の活躍
2022年1月15日のサンタクルーズ・ウォリアーズ戦で30得点の活躍でした.
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,テキサス・レジェンズはオーバータイムの末,136-132でサンタクルーズ・ウォリアーズに勝利しました.
2022~2023年:ボストン・セルティックス第2期時代の活躍
2022~2023年のボストン・セルティックス第2期時代の活躍を紹介していきます.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#43です.
2022年10月7日:シャーロット・ホーネッツ戦で16得点(4本の3P),4リバウンドの活躍
2022年10月7日のシャーロット・ホーネッツ戦で16得点(4本の3P),4リバウンドの活躍でした.
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,ボストン・セルティックはシャーロット・ホーネッツに112-103で勝利しました.
2023年~現在:テキサス・レジェンズ第4期時代の活躍
2023年~現在のテキサス・レジェンズ第4期時代の活躍を紹介していきます.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#44です.
2023年12月10日:オースティン・スパーズ戦で35得点(7本の3P),9リバウンドの活躍
2023年12月10日のオースティン・スパーズ戦で35得点(7本の3P),9リバウンドの活躍でした.
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,テキサス・レジェンズはオースティン・スパーズに115-111で勝利しました.
ジャスティン・ジャクソンのアメリカ代表時代の活躍
ジャスティン・ジャクソンのアメリカ代表時代の活躍を紹介していきます.
2011年:FIBAアメリカU16選手権で金メダルを獲得
2011年のFIBAアメリカU16選手権で金メダルを獲得しました.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#5です.
FIBAアメリカU16選手権のハイライト動画
FIBAアメリカU16選手権のハイライト動画です.
UNC時代のチームメイトだったシオ・ピンソン(背番号#10)もいます.
シオ・ピンソンを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2022年:FIBAワールドカップ予選チーム
2022年のFIBAワールドカップ予選チームに選ばれました.
ジャスティン・ジャクソンの背番号は#15です.
2022年7月1日:プエルトリコ代表戦で26得点の活躍
2022年7月1日のプエルトリコ代表戦で26得点の活躍でした.
ジャスティン・ジャクソンの活躍により,アメリカ代表はプエルトリコ代表に83-75で勝利しました.
まとめ
スラムダンクの沢北の「へなちょこシュート」が必殺技の選手「ジャスティン・ジャクソン」を紹介しました.
ジャスティン・ジャクソンは,「もしスラムダンクの沢北がアメリカの大学やNBAでプレイしていたら...」が実現した選手です.
今後も,ジャスティン・ジャクソンが「へなちょこシュート」でNBAのビッグマンから得点するシーンを観ていきましょう.
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