本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.また,日本のバスケやBリーグも詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上,バスケに関する記事を50本以上執筆.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
目次
ジェリー・スタックハウス
ジェリー・スタックハウスは,1993~1995年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)で活躍した選手です.
ジェリー・スタックハウスのポジションは,シューティング・ガードとスモール・フォワードを兼務するスイングマンです.
ジェリー・スタックハウスの必殺技「リバースダンク」は必見です!
ジェリー・スタックハウスのプレイスタイルは,UNCの先輩のマイケル・ジョーダンに似ています.
マイケル・ジョーダンを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
ジェリー・スタックハウスの大学時代の活躍
ジェリー・スタックハウスの大学時代の活躍を紹介していきます.
ジェリー・スタックハウスの主な実績は以下になります.
- 1994年:ACCトーナメント優勝とMVP
- 1995年:NCAAトーナメントFinal Fourに進出
- 1995年:First-team All-Americaに選出
1995年にはFirst-team All-Americaに選ばれたことで,ジェリー・スタックハウスの背番号#42のジャージが優秀選手としてディーン・スミス・センターに掲げられました.
UNCの永久欠番と優秀選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
また,UNCの同期にNBAで活躍したラシード・ウォーレスがいます.
ラシード・ウォーレスを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
1994年3月13日:ACCトーナメント決勝でバージニア大学に73-66で勝利して優勝&MVP
1994年3月13日のACCトーナメント決勝でバージニア大学に73-66で勝利して優勝しました.
ジェリー・スタックハウスは14得点,7リバウンドの活躍でACCトーナメントのMVPを受賞しました.
ジェリー・スタックハウスの優勝インタビューは,以下の動画の1:25:59で観られます.
1995年2月2日:デューク大学戦のリバースダンク
1995年2月2日のデューク大学戦のリバースダンクです.
スラムダンクコンテストみたいですね!
UNC男子バスケ部のハイライト動画でも観るシーンです!
この試合を観たいあなたはこちらからどうぞ.
ジェリー・スタックハウスのNBA時代の活躍
ジェリー・スタックハウスは,1995年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに1巡目3位で指名されました.
ジェリー・スタックハウスのNBA時代の活躍を紹介していきます.
NBA時代のハイライト動画
NBA時代のハイライト動画はこちらです.
1995~1998年:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代の活躍
1995~1998年のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代の活躍を紹介していきます.
1996年2月10日:NBAオールスターのスラムダンクコンテスト
1996年2月10日のNBAオールスターのスラムダンクコンテストに出場しました!
必殺技のリバースダンクは必見です!
1997年3月4日:ワシントン・ブレッツ戦で25得点の活躍
1997年3月4日のワシントン・ブレッツ(現在ワシントン・ウィザーズ)戦で,ジェリー・スタックハウスは25得点の活躍でした.
同じチームメイトのアレン・アイバーソンは18得点です.
フィラデルフィア・セブンティシクサーズはワシントン・ブレッツに106-107で惜敗しました.
1998~2002年:デトロイト・ピストンズ時代の活躍
1998~2002年のデトロイト・ピストンズ時代の活躍を紹介していきます.
2000年2月13日:NBAオールスターゲーム初出場
2000年2月13日のNBAオールスターゲームにリザーブで初出場しました.
※2001もNBAオールスターゲームに出場しています.
また,UNCの同期のラシード・ウォーレスも初出場です.
ジェリー・スタックハウスが所属するイーストはウェストに126-137で敗戦しました.
2001年1月26日:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で34得点の活躍
2001年1月26日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で34得点の活躍でした.
※元チームメイトのアレン・アイバーソンは44得点を記録しました.
デトロイト・ピストンズはフィラデルフィア・セブンティシクサーズに89-105で敗戦しました.
2001年4月3日:シカゴ・ブルズ戦でデトロイト・ピストンズの球団記録の57得点を達成
2001年4月3日のシカゴ・ブルズ戦でデトロイト・ピストンズの球団記録の57得点を達成しました.
NBAレギュラーシーズン記録でもあります.
ジェリー・スタックハウスの活躍でデトロイト・ピストンズはシカゴ・ブルズに110-83で勝利しました.
2002~2004年:ワシントン・ウィザーズ時代の活躍
2002~2004年のワシントン・ウィザーズ時代の活躍を紹介していきます.
2002~2003年:マイケル・ジョーダンとチームメイト
2002~2003年にジェリー・スタックハウスは,マイケル・ジョーダンとチームメイトになりました.
このシーズンは,マイケル・ジョーダンのNBAキャリアの最終シーズンでした.
ただ, ジェリー・スタックハウスは,以下の理由でマイケル・ジョーダンと「まったく楽しめなかった」とのことです.
- マイケル・ジョーダンのポストでのアイソレーションを中心としたオフェンスを要求したこと
- 2004年にデトロイト・ピストンズがNBA優勝することを手助けしてしまったこと
こちらの記事では,ワシントン・ウィザーズでジェリー・スタックハウスはマイケル・ジョーダンより多くの平均得点を記録した唯一の選手と紹介されています.(ジェリー・スタックハウスは平均21.5得点,マイケル・ジョーダンは平均20得点)
ジェリー・スタックハウスは,自分がエースのはずなのにチームはマイケル・ジョーダンを中心としたオフェンスを展開するのが悔しかったのだと思われます.
また,ジェリー・スタックハウスは大好きな選手として同じUNCの選手「ジェームズ・ウォージー」を挙げています.
※ジェリー・スタックハウスの大学時代のポジションは,ジェームズ・ウォージーと同じスモール・フォワードです.
ジェームズ・ウォージーを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2003年2月23日:ダラス・マーベリックス戦でジェリー・スタックハウスとマイケル・ジョーダンと合計60得点(両方とも30得点ずつ)を記録
2003年2月23日のダラス・マーベリックス戦でジェリー・スタックハウスとマイケル・ジョーダンが合計60得点(両方とも30得点ずつ)を記録した動画です.
ワシントン・ウィザーズはダラス・マーベリックスにオーバータイムの末101-106で敗戦しました.
2004~2009年:ダラス・マーベリックス時代の活躍
2004~2009年のダラス・マーベリックス時代の活躍を紹介していきます.
ダラス・マーベリックス時代から主にシックスマンとして出場しました.
ダラス・マーベリックス時代のハイライト動画「スーパーシックスマン」
ダラス・マーベリックス時代のハイライト動画「スーパーシックスマン」はこちらです.
2008年1月12日:ロサンゼルス・クリッパーズ戦の逆転3Pブザービーターで95-94で勝利
2008年1月12日のロサンゼルス・クリッパーズ戦の逆転3Pブザービーターで95-94で勝利しました.The Shotですね!
2010年:ミルウォーキー・バックス時代の活躍
2010年のミルウォーキー・バックス時代の活躍を紹介していきます.
※2009年7月8日にメンフィス・グリズリーズにトレードされましたが,翌日の2009年7月9日にウェイブ(解雇)されました.
ミルウォーキー・バックス時代から背番号#42から背番号#24に変更しました.
2010年4月30日:NBAプレーオフのアトランタ・ホークスとの第6戦の前に国歌斉唱
2010年4月30日のNBAプレーオフのアトランタ・ホークスとの第6戦の前に国歌斉唱をした動画です.
試合のハイライト動画です.
ジェリー・スタックハウスの得点シーンは以下になります.
- 0:39:ポストアップからの2Pジャンプシュート
- 2:19:コーナーからの3Pシュート,マイク・ビビー(アトランタ・ホークス)のカート・トーマス(ミルウォーキー・バックス)に対するファウルでAND1扱いになり,カート・トーマスがフリースロー1本決めて4点プレイ成立
ミルウォーキー・バックスはアトランタ・ホークスに69-83で敗戦しました.
2010年:マイアミ・ヒート時代の活躍
2010年のマイアミ・ヒート時代の活躍を紹介していきます.
ジェリー・スタックハウスの背番号は,#24から#42に戻りました.
2010年11月20日:メンフィス・グリズリーズ戦でスターティング5として出場
2010年11月20日のメンフィス・グリズリーズ戦でスターティング5として出場しました.
レブロン・ジェームズとチームメイトです.
マイアミ・ヒートはメンフィス・グリズリーズに勝ち越し2Pブザービーターを決められて95-97で惜敗しました.
2011~2012年:アトランタ・ホークス時代の活躍
2011~2012年のアトランタ・ホークス時代の活躍を紹介していきます.
ジェリー・スタックハウスの背番号は#42です.
2012年2月25日:NBAシューティングスターコンペティションに出場
2012年2月25日のNBAシューティングスターコンペティションにアトランタ・ホークスの代表として出場しました.
アトランタ・ホークスのチームメイトのジョー・ジョンソンの代役です.
2012~2013年:ブルックリン・ネッツ時代の活躍
2012~2013年のブルックリン・ネッツ時代の活躍を紹介していきます.
ブルックリン・ネッツの背番号の#42は,ジェリー・スタックハウスが憧れているブルックリン・ドジャースでプレーしたアフリカ系アメリカ人で初のメジャーリーガー「ジャッキー・ロビンソン」の背番号でもあります.(正確には近代メジャーリーグでアフリカ系アメリカ人で初)
2012年11月26日:ニューヨーク・ニックス戦で14得点の活躍
2012年11月26日のニューヨーク・ニックス戦で14得点の活躍でした.
ブルックリン・ネッツはニューヨーク・ニックスにオーバータイムの末96-89で勝利しました.
2:19で,ジェリー・スタックハウスはオーバータイムの残り3分32秒で3Pを決めてチームの勝利に貢献しています.
ジェリー・スタックハウスのコーチ時代の活躍
ジェリー・スタックハウスのコーチ時代の活躍を紹介していきます.
- 2015~2016年:トロント・ラプターズのアシスタントコーチ
- 2016~2018年:ラプターズ905(Dリーグ)
- 2018~2019年:メンフィス・グリズリーズのアシスタントコーチ
- 2019~2024年:バンダービルト大学のコーチ
- 2024年~現在:ゴールデンステート・ウォリアーズのアシスタントコーチ
2017年に最優秀コーチ賞を受賞し,NBA Dリーグ優勝に導きました!
また,バンダービルト大学には,スコッティ・ピッペンの息子「スコッティ・ピッペン・ジュニア」が2019年からプレイしています.
まとめ
マイケル・ジョーダンと同じ大学出身で1巡目3位指名された選手「ジェリー・スタックハウス」を紹介しました.
ジェリー・スタックハウスは,マイケル・ジョーダンと似たプレイスタイルでジェームズ・ウォージーが大好きな選手です.
今後は,ジェリー・スタックハウスのコーチとしての活躍に期待しましょう!
Go Jerry!
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