本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上執筆.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
目次
ダニー・グリーン
ダニー・グリーンは,2005~2009年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)で活躍した選手です.
ダニー・グリーンのポジションは,シューティング・ガードとスモール・フォワードを両方こなすスイングマンです.
また,3Pとディフェンスが優れた選手(3&Dのスペシャリスト)です.
マイケル・ジョーダンと同じく,ダニー・グリーンはNCAA(2009年)とNBA(2014,2019,2020年)の両方で優勝しています.
※マイケル・ジョーダンが優勝した年はNCAA(1982年),NBA(1991~1993年,1996~1998年)です.
また,ダニー・グリーンはNCAAとNBAの異なる3つのチームで優勝した初の選手です.
ちなみに,NBAの3つのチームで優勝した選手は,以下の4人です.レジェンドですね.
- ジョン・サリー(1989,1990年:デトロイト・ピストンズ,1996年:トロント・ラプターズ,2000年:ロサンゼルス・レイカーズ)
- ロバート・オーリー(1994,1995年:ヒューストンロケッツ,2000~2002年:ロサンゼルス・レイカーズ,2005,2007年:サンアントニオ・スパーズ)
- レブロン・ジェームズ(2012,2013年:マイアミ・ヒート,2016年:クリーブランド・キャバリアーズ,2020年:ロサンゼルス・レイカーズ)
- ダニー・グリーン(2014年:サンアントニオ・スパーズ,2019年:トロント・ラプターズ,2020年:ロサンゼルス・レイカーズ)
バスケのコーチをしている瑠璃さん(ダニー・グリーンの大ファン)にダニー・グリーンが気づきを提供しています!
Go Heels! Go Danny!
それでは,ダニー・グリーンの活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの大学時代の活躍
ダニー・グリーンの大学時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンは2005~2008年シーズンは主にシックスマン,2008~2009年にスターティング5として活躍しました.
2008~2009年シーズンの3Pのシュート率は41.8%の高確率で決めるだけでなく厳しいディフェンスが評価され,ACCのオールディフェンシブチームに選ばれました.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
UNCのホーム「ディーン・スミス・センター」では,ダニー・グリーンのカッコいい写真がたくさんあります.
ディーン・スミス・センターを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
2008年3月8日:デューク大学戦でポスターダンク
ダニー・グリーンの一番のハイライト動画は2008年3月8日のデューク大学との試合です.
デューク大学のグレッグ・パウルスを飛び越えてポスターダンクを決めています.必見です!
ダニー・グリーンの18得点,8リバウンド,7ブロックの活躍で,UNCはデューク大学に76-68で勝利しました.
2009年4月6日:NCAAトーナメント決勝のミシガン州立大学戦で6得点,3リバウンド,4アシストの活躍
2009年4月6日のNCAAトーナメント決勝のミシガン州立大学戦で6得点,3リバウンド,4アシストの活躍でした.
ダニー・グリーンの活躍により,UNCはミシガン州立大学に89-72で勝利し,NCAAトーナメントを優勝しました!
ダニー・グリーンのNBA時代の活躍
ダニー・グリーンは,2009年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに2巡目16位(全体46位)で指名されました.
ダニー・グリーンのNBA時代の活躍を紹介していきます.
2009~2010年:クリーブランド・キャバリアーズ第1期時代の活躍
2009~2010年のクリーブランド・キャバリアーズ第1期時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
クリーブランド・キャバリアーズ時代のハイライト動画
クリーブランド・キャバリアーズ時代のハイライト動画は以下になります.
2010年:エリー・ベイホークス時代の活躍
2010年のエリー・ベイホークス時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#2です.
エリー・ベイホークス時代のハイライト動画
エリー・ベイホークス時代のハイライト動画です.
※後述する2011年のリノ・ビッグホーンズ時代のハイライト動画も含まれています.
2010年:サンアントニオ・スパーズ時代の活躍
2010年のサンアントニオ・スパーズ時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンは,2010年11月17日にサンアントニオ・スパーズと契約しました.
しかし,ダニー・グリーンは2試合出場した後,2010年11月23日にウェイブされました.
動画は見つかり次第追加します.
2011年:リノ・ビッグホーンズ時代の活躍
2011年のリノ・ビッグホーンズ時代の活躍を紹介していきます.
この時代の活躍は,「2010年:エリー・ベイホークス時代」の活躍に含まれます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
2011~2018年:サンアントニオ・スパーズ時代の活躍
ダニー・グリーンは,2011年3月にサンアントニオ・スパーズと再度契約しました.
直後にNBAのDリーグのオースティン・トロスに1ヶ月プレイした後,2011年4月3日にサンアントニオ・スパーズでプレイしました.
2010~2011年シーズンはサンアントニオ・スパーズの選手として合計8試合NBAの試合に出場しました.
ダニー・グリーンの背番号は2011~2014年シーズンは背番号#4,2014~2018年シーズンは背番号#14です.
2011~2012年シーズンにダニー・グリーンの3Pとディフェンスの能力がNBAで通用し,3Pの成功率が40%以上になりました.
この活躍により,2012年にNBA最成長選手賞を受賞し,2012年7月11日に3年1,200万ドルの契約を結ぶことができました.
キャリア初期はNBAに定着できなかったダニー・グリーンが大きな契約を勝ち取りました!
2013年:NBAファイナルで27本の3Pを決めて新記録達成
2013年のNBAファイナルでは27本の3Pを決めて新記録を達成しました.そのハイライト動画はこちらです.
2014年:サンアントニオ・スパーズでNBA優勝
また,翌年の2014年ではサンアントニオ・スパーズでNBAを優勝しました.
NBAファイナルの3戦目で15得点,5スティール,3アシストの活躍をしたダニー・グリーンの動画はこちらです.
2015年7月14日に4年4,500万ドルの契約を結びました.
また,ダニー・グリーンが大きな契約を勝ち取りました!
2018~2019年:トロント・ラプターズ時代の活躍
2018~2019年のトロント・ラプターズ時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
サンアントニオ・スパーズのチームメイトだったカワイ・レナードと共にトロント・ラプターズに移籍しました.
ダニー・グリーンはのシーズンハイの45.5%の3Pシュート成功率でチームに貢献しました.
2018~2019年シーズンのハイライト動画
2018~2019年シーズンのハイライト動画は以下になります.
2019年:トロント・ラプターズでNBA優勝
ダニー・グリーンの活躍で,2019年にトロント・ラプターズはNBAを優勝しました.
2019~2020年:ロサンゼルス・レイカーズ時代の活躍
2019~2020年のロサンゼルス・レイカーズの活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
2019~2020年シーズンのハイライト動画
2019~2020年シーズンのハイライト動画は以下になります.
レブロン・ジェームズからパスを受けてブザービーターで同点3Pシュートを決めているプレイがありますので是非!
2020年:ロサンゼルス・レイカーズでNBA優勝
ダニー・グリーンの活躍で,2020年にロサンゼルス・レイカーズはNBAを優勝しました!
2020~2022年:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ第1期時代の活躍
2020~2022年のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ第1期時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
2021年1月12日:マイアミ・ヒート戦で29得点(3Pシュート9本),10リバウンドの活躍
2021年1月12日のマイアミ・ヒート戦で29得点(3Pシュート9本),10リバウンドの活躍でした.
ダニー・グリーンの活躍により,フィラデルフィア・セブンティシクサーズはオーバータイムの末,マイアミ・ヒートに137-134で勝利しました.
ハイライト動画です.
2022年5月6日:マイアミ・ヒート戦で21得点の活躍
2022年5月6日のマイアミ・ヒート戦で21得点の活躍でした.
ダニー・グリーンの活躍により,フィラデルフィア・セブンティシクサーズはマイアミ・ヒートに99-79で勝利しました.
ハイライト動画です.
2022~2023年:メンフィス・グリズリーズ時代の活躍
2022~2023年のメンフィス・グリズリーズ時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
2023年2月1日:ポートランド・トレイルブレイザーズでメンフィス・グリズリーズ時代の初得点の3P
2023年2月1日のポートランド・トレイルブレイザーズでメンフィス・グリズリーズ時代の初得点の3Pを決めました!
メンフィス・グリズリーズはポートランド・トレイルブレイザーズに112-122で敗戦しました.
2023年:クリーブランド・キャバリアーズ第2期時代の活躍
2023年のクリーブランド・キャバリアーズ第2期時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
2023年4月6日:オーランド・マジック戦で21得点の活躍
2023年4月6日のオーランド・マジック戦で21得点の活躍でした.
ダニー・グリーンの活躍により,クリーブランド・キャバリアーズはオーランド・マジックに118-84で勝利しました.
2023年:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ第2期時代の活躍
2023年のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ第2期時代の活躍を紹介していきます.
ダニー・グリーンの背番号は#14です.
2023年10月28日:トロント・ラプターズ戦に出場,最後のNBAでの試合
2023年10月28日のトロント・ラプターズ戦に出場しました.
この試合が最後のNBAでの試合になりました.
以下の動画の0:35でディフェンスしているシーンがあります.
フィラデルフィア・セブンティシクサーズはトロント・ラプターズに114-107で勝利しました.
2024年10月10日:ダニー・グリーンが引退
2024年10月10日にダニー・グリーンが引退しました!
お疲れ様でした!
ダニー・グリーンの活動
ダニー・グリーンの活動を紹介します.
2021年3月:UNC男子バスケ部に100万ドル(約1億円)を寄付
2021年3月に,UNC男子バスケ部に100万ドル(約1億円)を寄付したことで話題になりました.
2022年1月:UNCへの愛校心
2022年1月にUNCへの愛校心を示すメッセージがあります.
日本語訳は以下になります.
It's in my blood.
ターヒール(UNCのスポーツチームのニックネーム)は,私の血の中にあるものです.I was a fan before I ever got there.
UNCに行く前からファンだったんです.And when I got there, I knew it was an honor to be part of it.
そして,実際にUNCに行ってみて,ターヒールの一員になれることは光栄なことだと思いました.Anywhere I go, people recognize me for being part of that program and part of that school.
どこに行っても,ターヒールの一員であること,UNCの一員であることを認めてもらえます.It's a huge honor for me to be remembered in that way.
そのような形で覚えてもらえることは,私にとって大きな名誉です.I've been a fan since I was a kid.
子供の頃からのファンだったんです.I bleed it every day.
毎日,血を流しています.(意訳:毎日,ターヒールであることを誇りに思います.)https://twitter.com/UNC_Basketball/status/1481415115543130119?s=20
まとめ
マイケル・ジョーダンと同じUNC出身で,NCAAとNBAで優勝した選手「ダニー・グリーン」を紹介しました.
ダニー・グリーンは3Pとディフェンスに優れた選手としてNCAAとNBAの両方で大活躍ですので,是非覚えましょう!
また,ダニー・グリーンはNBAの3つの異なるチームでチャンピオンになった優勝請負人としての地位を確立しています.
フィラデルフィア・セブンティシクサーズでも優勝してほしいですね!
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