海外送金したいんだけど,おすすめの方法を教えて!
こういった悩みにお答えします.
海外送金をする時は以下の3つが問題になりますよね.
- 手数料が高い
- 海外送金の完了まで遅い
- 手続きが難しい
そんなあなたにおすすめするサービスはWise(ワイズ)です.(※旧TransferWise)
私は,日本からアメリカ等の海外口座に送金したいことがあります.
私はWiseを使うことで安く,早く,簡単に海外送金しています.
グローバルなビジネスをする方におすすめです.
Wiseの無料口座開設はこちらからどうぞ.
目次
Wiseとは
Wiseは世界70カ国以上,800万人以上が利用している国際送金サービスです.
Wise社は2011年1月にエストニア人のクリスト・カーマン とターベット・ヒンリクス がイギリスで創業しました.
Wiseの紹介動画はこちらになります.
Wiseの特徴は以下の3つです.
- 海外送金システム
- 安全性
- マルチカレンシー(ボーダレス)口座
Wiseの海外送金システム
Wiseの海外送金システムについて説明する前に,一般的な海外送金システムについて簡単に説明します.
一般的に海外送金を行う場合,銀行は(SWIFT:Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)「国際銀行間金融通信協会」を使います.
SWIFTは,世界中の銀行を繋ぐインターネットのようなものです.
SWIFTでA銀行からB銀行に海外送金する場合は,たくさんの仲介銀行を経由して送金しますが,以下のデメリットがあります.
- 送金完了まで長い
- 手数料が高い
これらのデメリットを解決したのがWiseの海外送金システムです.
Wiseは海外送金に複数の国内送金を利用して,安く,早く,簡単に海外送金します.
具体的には,以下の2つのステップで海外送金を複数の国内送金に変換します.
- 送金者が自分の口座から自国にあるWise口座に入金する.
- Wiseが同額を受取人の国の自社口座から受取人の口座へ振り込む.
このように,Wiseの海外送金は,実際に国境をまたがないことが特徴です.
Wiseの安全性
Wiseを使うことが不安になる方がいらっしゃるかもしれません.
Wiseは10以上の国の認可を得ています.例えば,イギリスや日本,アメリカでは以下の機関が認可しています.
- イギリス:金融行動監視機構(FCA:Financial Conduct Authority)
- 日本:財務省関東財務局(KLFB:Kanto Local Financial Bureau)
- アメリカ:金融犯罪捜査網(FinCEN:Financial Crimes Enforcement Network)(※非認可の州はCommunity Federal Savings Bankが送金サービスを代行)
Wiseは,ヨーロッパではBarclaysのイギリスの口座,アメリカではWells Fargoのアメリカの口座で資金を安全に保管しています.
なので,Wiseの安全性は十分に担保できていると言えます.
Wiseのマルチカレンシー(ボーダレス)口座
マルチカレンシー(ボーダレス)口座は50以上の通貨を保管し,必要なときにいつでも現在の為替レートで両替することができます.登録料や維持費は無料です.
マルチカレンシー口座の紹介動画は以下になります.
2020年9月から日本でマルチカレンシー口座が開設できるようになりました.
利用可能な現地の銀行口座情報は以下です.
- USD:米ドル(Wire transfer number,Routing number (ACH or ABA),Account number)
- EUR:ユーロ(Bank code (SWIFT/BIC),IBAN)
- GBP:英ポンド(UK sort code,Account number,IBAN (to receive GBP from UK only))
- AUD:豪ドル(BSB code,Account number)
- NZD:NZドル(Account number)
- SGD:シンガポールドル(Bank code,Bank name,Account number)
- HUF:ハンガリー・フォリント(Account number)
- TRY:トルコ・リラ(Bank name,IBAN)
※2021年1月時点では,日本の銀行口座として使えないので注意して下さい.
また,日本円を含む55の通貨の保有・両替,日本を含む70以上の国へ送金可能です.
2021年1月から日本でデビットカードが利用できるようになりました.
あとは日本の銀行口座の対応とクレジットカード機能があれば,Wiseが最強のカードになりますね.
期待して待ちましょう!
Wiseのデメリットとしては,以下になります.
- 送金上限があること(以下は主な通貨ごとの上限)
- 日本円:1回の送金上限は100万円
- 米ドル:1回の送金上限は100万ドル(1ドル136円換算で1.36億円)
- ユーロ:1回の送金上限は600万ユーロ(1ユーロ143円換算で8.58億円)
- 日本在住の方の保有限度額(上限額)は,保有する全ての通貨の合計金額の100万円相当になること
- 30日以内であれば100万円を超えることは可能
- 30日以内に超過した金額を引き出されなかった場合,アカウントは閉鎖されること
米ドルやユーロと比較すると日本円の送金上限は低いですね...
もし100万円を超える金額を送金したい場合は,複数回に分けて送金しましょう!
日本在住の場合は,主に外貨の送金口座としての利用をおすすめします!
もしくは,Payoneerとの併用をおすすめします!
まとめ
Wiseは,安く,早く,簡単に海外送金できるサービスであることがわかりました.
Wiseは良すぎて不安になる方がいらっしゃるかもしれませんが,仕組みがわかれば納得できますよね.
是非,Wiseを使いましょう!
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