
海外企業からの支払いの受け取り方法にあるPayoneerって何?
こういった悩みにお答えします.
Payoneer(ペイオニア)
Payoneer(ペイオニア)は,2005年にアメリカで創業された海外EC事業者のニーズに合わせて設計された海外ビジネスのための支払いプラットフォームです.
2015年に日本支社のPayoneer Japan Ltd.が設立されました.
世界の主要なマーケットプレイスから支払いを受け,海外取引先への支払いを無料で行い,複数のストアを一元管理することができます.
また,低い手数料で現地通貨として売上金を引き出すことができます.
Payoneerは急成長しているサービスで,2022年6月現在は以下のようになります.
- ユーザ:500万人
- 従業員:2,000人
- 海外拠点:24
- 言語サポート:35+
もちろん日本語もサポートしています.
Payoneerの特徴は,メイク・ア・ペイメントサービスです.
メイク・ア・ペイメントサービスは,世界中のPayoneerのユーザ同士で,外貨(USD,EUR,GBP)での代金の支払いが1日上限100万円相当額まで行えるサービスです.
メイク・ア・ペイメントサービスの手数料は無料ですので,Payoneerを利用できる企業があれば積極的に使いましょう!
Payoneerを利用できる企業がどこなのか気になりますよね!
Payoneerで支払いを受け取れる業界と主な企業は以下になります.
Adobe,Amazon,Google等の著名な企業がありますね.
- フリーランサー&サービスプロバイダー
- Adobe
- Crossover
- Envat
- Fiverr
- Freelancer.com
- Getty Images
- One Hour Translation
- PeoplePerHour
- Shutterstock
- Upwork
- Welocalize
- 99designs
- Eコマースマーケットプレイス販売業者
- Amazon
- Cdiscount
- eBay
- Lazada
- Rakuten
- Shopee
- Tophatter
- Wish
- デジタルマーケティング&その他
- Airbnb
- CJ Affiliate
- HomeAway
- Taboola
- Tradedoubler
- Tujia
Payoneerの解説動画はこちらです.
PayoneerとWiseの比較
PayoneerとWiseの比較は以下になります.
項目 | Payoneer | Wise |
---|---|---|
利用者 | 海外の企業から支払いを受ける個人と法人のみ ※個人はPayoneerのプラットフォームで送金することはできませんが,出金のみ可能 | マルチカレンシー口座を利用したい個人と法人の両方 |
クライアント | 銀行口座を持っているかどうかに関係なく,世界中のクライアント | 主にイギリス,ヨーロッパ,アメリカ,オーストラリアの銀行口座を持っているクライアント ※日本も可能ですが制限あり |
解決すること | フリーランサーとフリーランサーを雇う企業で支払いをやりとりする | あらゆる目的での海外送金を可能にする |
手数料 | 着金手数料は2% その他は無料 | 着金手数料は送金側で0.5~0.9% |
私の会社「Japanese Tar Heel, Inc.」では,Wiseは外貨のメインの法人口座,PayoneerはPayoneerのユーザ同士でやりとりするサブの法人口座と使い分けています.
PayoneerとWiseは両方ともおすすめですので,用途毎にうまく使い分けましょう!
Wiseを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
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まとめ
海外ビジネスのための支払いプラットフォーム「Payoneer」を紹介しました.
Payoneerのメイク・ア・ペイメントサービスは,外貨での代金の支払いが行えるサービスで,手数料は無料であることがわかりました.
Payoneerは海外ビジネスにとても便利ですので,是非使いましょう!
Payoneerの無料口座開設はこちらからどうぞ.