本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.また,日本のバスケやBリーグも詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上,バスケに関する記事を50本以上執筆.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
2021年のNBA優勝はミルウォーキー・バックスに決まりました!
NBAファイナルのMVPはヤニス・アデトクンボです!
ミルウォーキー・バックスのNBAプレーオフからファイナルまでの戦いを振り返ってみましょう!
目次
NBAイースタンカンファレンス1回戦:ミルウォーキー・バックス vs. マイアミ・ヒート
第1戦:バックス109-107 ヒート
バックスはヒートにオーバータイムの末,109-107で勝利しました.
オーバータイムの残り0.5秒で107-107の同点の時,バックスのクリス・ミドルトンが決勝ジャンパーのウイニングショットを決めて109-107で勝利しました.
第2戦:バックス 132-98 ヒート
バックスはヒートに132-98で快勝しました.
第1Qで46-20と26点差のリードを奪い,そのままリードを維持しながら試合をクローズしました.
第3戦:バックス 113-84 ヒート
バックスはヒートに113-84で勝利しました.
強すぎですね...3連勝です!
第4戦:バックス 120-103 ヒート
バックスはヒートに120-103で勝利し,4連勝でシリーズをスイープしました.
前半終了時はバックスがヒートに57-64と7点リードされていましたが,第3Qに逆転し,第4Qで突き放して120-103で快勝しました.
バックスは昨年のプレーオフでの雪辱を果たしました!
NBAイースタンカンファレンス準決勝:ミルウォーキー・バックス vs. ブルックリン・ネッツ
第1戦:バックス 107-115 ネッツ
バックスはネッツに107-115で敗戦しました.
バックスのヤニス・アデトクンボは,34得点,11リバウンドの活躍でした.
これに対して,ネッツのケビン・デュラントは,29得点,10リバウンドの活躍でした.
ネッツのジェームズ・ハーデンが怪我で途中離脱しました.今年のNBAは怪我人が多いですね...
第2戦:バックス 86-125 ネッツ
バックスはネッツに86-125で敗戦しました.2連敗です.
ネッツにゲームを支配されました.
第3戦:バックス 86-83 ネッツ
バックスはネッツに86-83で勝利しました.
バックスのクリス・ミドルトンが35得点,15リバウンドの活躍でした.
ネッツのケビン・デュラントが第4Qのブザービーターで同点を狙った3Pが惜しくも外れました.
バックスはシリーズ初勝利です.
第4戦:バックス 107-96 ネッツ
バックスはネッツに107-96で勝利し,シリーズを2勝2敗のタイにしました.
ヤニス・アデトクンボは34得点,12リバウンドの活躍でした.
ネッツのカイリー・アービングがシュートの着地時にヤニス・アデトクンボと接触して右足を怪我しました.心配ですね...
第5戦:バックス 108-114 ネッツ
バックスがネッツに108-114で敗戦しました.
ネッツのケビン・デュラントが49得点,17リバウンド,10アシストのトリプルダブルの活躍でした.
ネッツのジェームズ・ハーデンが右足の怪我から復帰しました!シュートが本調子ではなく5得点でしたが,8アシストでチームの勝利に貢献しました.
バックスは2勝3敗と後がない状況になりました.
第6戦:バックス 104-89 ネッツ
バックスがネッツに104-89で勝利しました.
バックスのクリス・ミドルトンは38得点,10リバウンド,5アシスト,5スティール,ヤニス・アデトクンボは30得点,17リバウンドの活躍でした.
バックスは3勝3敗のタイに持ち込み,次の第7戦で雌雄を決する戦いになります.
第7戦:バックス 115-111 ネッツ
バックスがネッツにオーバータイムの末115-111で勝利しました.
第4Qの残り1.0秒でネッツがバックスに107-109と2点差を追う状況で,ケビン・デュラント決めたシュートが3Pだったらネッツがバックスに110-109で逆転勝利でした.
しかし,3Pラインを少し踏んでいたため109-109の同点でオーバータイムに突入しました.
オーバータイムの残り約3.0秒でネッツが111-113で2点差を追う状況でもう一度似た状況になりました.
ケビン・デュラントが3Pを決めたら114-113で逆転勝利でしたが,力尽きたのかエアボールになりました.
最終的にはネッツがバックスに115-111で勝利し,死闘を制しました.
バックスのヤニス・アデトクンボは40得点,13リバウンド,5アシスト,ネッツのケビン・デュラントは48得点,9リバウンド,5スティールの活躍でした.
ネッツのケビン・デュラントは48得点,9リバウンド,6アシストの活躍でした.
NBAイースタンカンファレンス決勝:ミルウォーキー・バックス vs. アトランタ・ホークス
第1戦:バックス 113-116 ホークス
バックスはホークスに113-116で敗戦しました.
ホークスのトレイ・ヤングはキャリアハイ48得点の活躍でした.
バックスは今年のプレーオフでホーム初黒星です.
第2戦:バックス 125-91 ホークス
バックスはホークスに125-91で勝利しました.
34点差の圧勝で前の試合の借りを返して1勝1敗のタイに戻しました.
バックスのヤニス・アデトクンボは25得点,9リバウンド,6アシストの活躍でした.
ホークスのクリント・カペラのブロックを回避するために,ヤニス・アデトクンボが放ったロールターンからのフィンガーロールのレイアップ(ダブルクラッチ)は必見です!(動画の冒頭)
第3戦:バックス 113-102 ホークス
バックスはホークスに113-102で勝利しました.
バックスのクリス・ミドルトンは38得点(第4Qに20得点),11リバウンド,7アシスト,ヤニス・アデトクンボは33得点,11リバウンド,4アシストの活躍でした.
ホークスのトレイ・ヤングが第3Qの残り29.3秒に審判の足を踏んで右足を負傷しました.大事でないことを祈ります.
第4戦:バックス 88-110 ホークス
バックスがホークスに88-110で敗戦しました.
バックスのヤニス・アデトクンボが第3Qの残り7分14秒にホークスのクリント・カペラのシュートを止めようとして衝突し,左ひざを負傷しました.
ホークスのトレイ・ヤングも負傷で両チームのエースが出場できない状況でしたが,バックスはホークスに88-110で敗戦し,シリーズは2勝2敗のタイになりました.
ベンチのトレイ・ヤングのリアクションやパフォーマンスがとても面白いので是非観ましょう!
第5戦:バックス 123-112 ホークス
バックスがホークスに123-112で勝利しました.
バックスのヤニス・アデトクンボが欠場の中,ブルック・ロペスが33得点(キャリアハイ),17リバウンド,4ブロックの活躍でした.
まさにヤニス・アデトクンボが乗り移ったような鬼神の如きプレイでした.
ホークスのトレイ・ヤングは引き続き欠場でした.
第6戦:バックス 118-107 ホークス
バックスがホークスに118-107で勝利しました.
バックスのクリス・ミドルトンが32得点,7アシスト,3スティール,ドリュー・ホリデーが27得点,9リバウンド,9アシスト,4スティールの活躍でした.
バックスのヤニス・アデトクンボが欠場でしたが,バックスがホークスのチーム力を上回りました.
ホークスのトレイ・ヤングは復帰しましたが,本調子ではなく14得点,4リバウンド,9アシストでした.
NBAファイナル:ミルウォーキー・バックス vs. フェニックス・サンズ
第1戦:バックス 105-118 サンズ
バックスはサンズに105-118で敗戦しました.
サンズのクリス・ポールは32得点,9アシスト,デビン・ブッカーは27得点,9アシスト,ディアンドレ・エイトンは22得点,19リバウンドの活躍でした.
2016年NBAファイナルのレブロン・ジェームズのようなヤニス・アデトクンボのThe Blockは必見です(1:02).
第2戦:バックス 108-118 サンズ
バックスはサンズに108-118で敗戦しました.
サンズのデビン・ブッカーは31得点,5リバウンド,6アシストの活躍でした.
バックスは2連敗です.
第3戦:バックス 120-100 サンズ
バックスはサンズに120-100で勝利しました.
バックスのヤニス・アデトクンボは41得点,13リバウンド,6アシストの活躍でした.
バックスは3連敗を阻止し,シリーズは1勝2敗になりました.
サンズのキャメロン・ジョンソンのポスターダンクは必見です(1:06).
キャメロン・ジョンソンを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
第4戦:バックス 109-103 サンズ
バックスはサンズに109-103で勝利しました.
バックスにクリス・ミドルトンは40得点,6リバウンド,4アシスト,ヤニス・アデトクンボは26得点,14リバウンド,8アシストの活躍でした.
ヤニス・アデトクンボの第4Q残り1分16秒のウイニングブロック(The Block II)は必見です(2:37).
バックスが1971年にNBA優勝したチームのカリーム・アブドゥル=ジャバーとオスカー・ロバートソンが観戦している中で勝利できました.
第5戦:バックス 123-119 サンズ
バックスはサンズに123-119で勝利しました.
第4Qの残り19秒でバックスのドリュー・ホリデーがサンズのデビン・ブッカーからのスティールと,ヤニス・アデトクンボへのアリウープダンクが勝利を決めました(3:26).
バックスのヤニス・アデトクンボは32得点,9リバウンド,6アシストの活躍でした.
レブロン・ジェームズが親友のクリス・ポール(サンズ)の応援に来ていましたが,サンズは惜しくも敗戦しました.
第6戦:バックス 105-98 サンズ
バックスはサンズに105-98で勝利し,NBAを優勝しました.
バックスのヤニス・アデトクンボは50得点(キャリアハイ),14リバウンド,5ブロックの活躍でした.
ヤニス・アデトクンボは,NBAファイナルで40得点,10リバウンド,5ブロック以上を記録した初めての選手になりました.
ミルウォーキー・バックスの優勝
ミルウォーキー・バックスの優勝について紹介していきます.
ヤニス・アデトクンボ,マイケル・ジョーダン,アキーム・オラジュワンの関係
ヤニス・アデトクンボは,マイケル・ジョーダンと同じく以下の賞を受賞した3人目の選手になりました.
- NBA MVP
- NBAファイナルMVP
- NBAオールスターゲームMVP
- 最優秀守備選手賞
ヤニス・アデトクンボは,マイケル・ジョーダン,アキーム・オラジュワンと同じくNBA MVP,NBAファイナルMVP,年間最優秀守備選手賞を受賞したNBA史上3人目の選手になりました.
ヤニス・アデトクンボはNBAの偉大なレジェント達に近づきましたね.
マイケル・ジョーダンのNBA時代の活躍を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
ヤニス・アデトクンボのNBAファイナル第6戦の50得点のお祝い
ヤニス・アデトクンボがNBAファイナル第6戦の50得点のお祝いで,「チックフィレイ」のドライブスルーでナゲッツを50個とラージサイズのドリンク(スプライトとレモネードを半分ずつミックス,氷なし)を注文しました.
P・J・タッカー vs. 元ヒューストン・ロケッツのチームメイト
P・J・タッカーは,元ヒューストン・ロケッツのチームメイト4人をそれぞれ倒して優勝しました.
- NBAイースタンカンファレンス1回戦:トレバー・アリーザ(ヒート)
- NBAイースタンカンファレンス準決勝:ジェームズ・ハーデン(ネッツ)
- NBAイースタンカンファレンス決勝:クリント・カペラ(ホークス)
- NBAファイナル:クリス・ポール(サンズ)
バックスのジャスティン・ジャクソンが優勝
ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)出身で私と同じターヒールズのジャスティン・ジャクソンが優勝できて嬉しいです!Congratulations!
ジャスティン・ジャクソン に興味があるあなたはこちらの記事をどうぞ.
ミルウォーキー・バックスの優勝パレード
ミルウォーキー・バックスの優勝パレード の動画です.
MVP! Bucks in Six!
ミルウォーキー・バックスのファンによるパレードの動画です.
まとめ
2021年のNBA優勝はミルウォーキー・バックスです!
ミルウォーキー・バックスのNBAプレーオフの戦いで優勝までの試合を紹介しました.
今回のミルウォーキー・バックスの成績をまとめると以下になります.
- ミルウォーキー・バックスは通算2回目の優勝(カリーム・アブドゥル=ジャバー率いる1971年以来50年ぶり)
- NBAプレーオフとファイナルの成績:16勝7敗
- vs. マイアミ・ヒート:4勝0敗
- vs. ブルックリン・ネッツ:4勝3敗
- vs. アトランタ・ホークス:4勝2敗
- vs. フェニックス・サンズ:4勝2敗
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