本記事の信頼性
- 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.また,日本のバスケやBリーグも詳しい.
- 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい.
- マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上,バスケに関する記事を50本以上執筆.
- 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり.
こういった私が解説していきます.
目次
トニア・サンプソン
トニア・サンプソンは,1990~1994年にノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)女子バスケ部で活躍した選手です.
また,トニア・サンプソンは,1994年のNCAAトーナメント優勝に貢献したUNC女子バスケ部の名スモールオールラウンダーです!
スモールオールラウンダーとは,ポイント・ガード,シューティング・ガード,スモール・フォワードを兼務するポジションです.
それでは,トニア・サンプソンの活躍を紹介していきます.
トニア・サンプソンの大学時代の活躍
トニア・サンプソンの大学時代の活躍を紹介していきます.
トニア・サンプソンの背番号は#34です.
トニア・サンプソンの主な実績は以下になります.
- 1994年:WBCA First All-America
- 1994年:ACCトーナメント優勝
- 1994年:NCAAトーナメント優勝
これらの活躍により,トニア・サンプソンのジャージ(背番号#34)が,優秀選手としてウィリアム・ドナルド・カーマイケル・Jr. アリーナ(旧:カーマイケル・オーディトリアム,通称:ブルーヘブン)に掲げられました.
永久欠番を含むUNC女子バスケ部の優秀選手を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
1990~1994年のUNC女子バスケ部とトニア・サンプソンの成績は下表になります.
1990~1991年は12勝16敗となかなか勝てずドアマットチームでしたが,徐々に勝てるようになり,1994年では悲願のNCAAトーナメント優勝を果たしました!
UNC女子バスケ部のチームの成長に,トニア・サンプソンが大きく貢献したことがわかります!
シーズン | UNC女子バスケ部 の成績 | 平均得点 | 平均リバウンド | 平均アシスト | 平均スティール | 平均ブロック |
---|---|---|---|---|---|---|
1990~1991年 | 12勝16敗 | 14.9 | 7.2 | 1.8 | 3.0 | 0.5 |
1991~1992年 | 22勝9敗 | 16.1 | 6.8 | 2.2 | 2.5 | 0.5 |
1992~1993年 | 23勝7敗 | 21.0 | 8.2 | 3.0 | 3.7 | 0.3 |
1993~1994年 | 33勝2敗 | 17.5 | 7.9 | 3.6 | 3.5 | 1.0 |
1993~1994年シーズンのハイライト動画
1993~1994年シーズンのハイライト動画です.
1994年3月20日:NCAAトーナメント2回戦のオールド・ドミニオン大学戦で背番号#34から背番号#55に変更するトラブル発生
1994年3月20日のNCAAトーナメント2回戦のオールド・ドミニオン大学戦でトニア・サンプソンは背番号#34から背番号#55に変更するトラブルが発生しました.
理由としては,試合中にハードプレイがあり,流血してジャージが汚れたためです.
そこで,同じくUNC女子バスケ部のマーヤ・ヴコヴィッチ(背番号#55)のユニフォームを借りて途中からプレイしました.
※マーヤ・ヴコヴィッチは1993~1994年シーズンは(おそらく)レッドシャツだったので試合に出場せずにチームに同行していました.
以下の写真で,トニア・サンプソン(背番号#34)は前列の一番右,マーヤ・ヴコヴィッチ(背番号#55)は以下の前列から2番目の選手です.
動画は見つかり次第追加します.
1994年3月26日:NCAAトーナメント準々決勝(エリート8)のコネチカット大学戦の動画
1994年3月26日のNCAAトーナメント準々決勝(エリート8)のコネチカット大学戦の動画です.
UNC女子バスケ部は81-69でコネチカット大学に勝利しました.
1994年4月3日:NCAAトーナメント決勝のルイジアナ工科大学戦で21得点,8リバウンドの活躍
1994年4月3日のNCAAトーナメント決勝のルイジアナ工科大学戦で21得点,8リバウンドの活躍でした.
トニア・サンプソンの活躍により,UNC女子バスケ部はルイジアナ工科大学に60-59で勝利しました.
トニア・サンプソンと共にUNC女子バスケ部を優勝に導いたシャーロット・スミス(背番号#23)の逆転3Pブザービーターは必見です!
是非,観ましょう!
当時のUNC女子バスケ部のコーチのシルビア・ハッチェルと,チームメイトのシャーロット・スミスを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
トニア・サンプソンの現在
トニア・サンプソンの現在は以下になります.
- World Adventures Group, LLCでCommercial Lenderをしていること:LinkedIn
- チャペルヒルでバスケを教えていること(主なプレイ場所:Seymour Center,Chapel Hill Community Center)
2024年9月24日にSeymour Centerでトニア・サンプソンに会いました!
シルビア・ハッチェルの自伝の本「Sylvia Hatchell: The Life and Basketball Legacy」に書いてあった,1994年3月20日のNCAAトーナメントの2回戦のオールド・ドミニオン大学戦で背番号#34から#55に変わったことをトニア・サンプソンに聞いたところ,「覚えていない」とのことでした!
30年くらい前のことですからね...
一緒に写真を取って頂き,持参したメガホンにサインを頂きました!
ありがとうございます!
シルビア・ハッチェルの自伝の本「Sylvia Hatchell: The Life and Basketball Legacy」を知りたいあなたはこちらからどうぞ.
まとめ
1994年のNCAAトーナメント優勝に貢献したUNC女子バスケ部の名スモールオールラウンダー「トニア・サンプソン」を紹介しました.
トニア・サンプソンからサインを頂いたメガホンは宝物です!
Go Heels! Go Tonya!
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