仮想通貨のステーブルコインを教えて!
こういった悩みにお答えします.
仮想通貨を取引したいあなたは,まずは国内取引所のCoincheckを開設しましょう!
Coincheckが扱っていない仮想通貨を取引したい場合や低い手数料で取引したい場合は,海外取引所を開設する必要があります.
しかし,海外取引所は日本円が使えないので,国内取引所から仮想通貨を送る必要があります.
そこで,以下のおすすめの仮想通貨取引所(主に海外)で開設して,Coincheckからビットコインやイーサリアムを送りましょう!
目次
仮想通貨のステーブルコイン
仮想通貨のステーブルコインとは,その価格が仮想通貨,法定通貨,または市場で取引されるコモディティ(貴金属や工業用金属等,いわゆる商品)等と連動(ペッグ)するよう設計されている仮想通貨です.
従来の仮想通貨は変動(ボラティリティ)が大きく不安定ですが,ステーブルコインは法定通貨やコモディティなどと連動するためボラティリティが小さく安定することが特徴です.
ステーブルコインの解説動画はこちらです.
ステーブルコインの種類
ステーブルコインの種類として担保型のステーブルコインと無担保型型のステーブルコインがありますので,それぞれ紹介していきます.
担保型のステーブルコイン
担保型のステーブルコインを紹介します.
コモディティによる担保
コモディティによる担保があるステーブルコインの主な特徴は以下の通りです.
- その価値は1つまたは複数の商品に固定されており,要求に応じてその商品と(多かれ少なかれ)交換可能である.
- 規制されていない個人,アゴリスト企業,あるいは規制された金融機関による支払いの約束がある.
- ステーブルコインの裏付けに使われる商品の量は,ステーブルコインの流通量を反映したものでなければならない.
コモディティによる担保があるステーブルコインの保有者は,交換レートでステーブルコインを換金し,実物資産を手に入れることができます.
ステーブルコインの安定性を維持するためのコスト,商品の裏付けを保管・保護するためのコストがあります.
コモディティによる担保があるステーブルコインは以下になります.
法定通貨による担保
法定通貨による担保があるステーブルコインの価値は,第三者が規制する金融機関が保有する裏付け通貨の価値に基づいています.
この設定では,裏付け資産の保管者に対する信頼が,ステーブルコインの価格の安定に極めて重要です.
法定通貨による担保があるステーブルコインは取引所で取引でき,発行者から換金可能です.
ステーブルコインの安定性を維持するためのコストは,裏付け資産の維持コストと,法令順守,ライセンス維持,監査人,規制当局が求めるビジネスインフラにかかるコストに相当します.
法定通貨による担保があるステーブルコインの例は以下になります.
- 米ドル
- 日本円
- ユーロ
- 人民元
- 金
Zipangcoinを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
仮想通貨による担保
仮想通貨による担保があるステーブルコインは,仮想通貨を担保として発行されるもので,概念的には法定通貨による担保があるステーブルコインと似ています.
この2つの大きな違いは,法定通貨による担保は通常ブロックチェーン外で行われるのに対し,仮想通貨による担保はブロックチェーン上で行われ,より分散化された方法でスマートコントラクトを利用する点です.
多くの場合,ユーザが担保をロックすることによってスマートコントラクトに対してローンを組むことができます.
万が一ステーブルコインの価値が下がっても,負債を返済する価値が高くなるという仕組みになっています.
突然の暴落を防ぐため,ローンを組んだユーザは,担保の価値が引き出しの価値に近づきすぎた場合,スマートコントラクトによって清算される可能性があります.
仮想通貨による担保があるステーブルコインの例は以下になります.
- ビットコイン
- イーサリアム
- Wrapped Ethereum(WETH)
- Dai(DAI)(価格は米ドルに連動)
ステーブルコインDaiや仮想通貨Makerを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
無担保型(アルゴリズム型,シニョリッジ型)のステーブルコイン
無担保型(アルゴリズム型,シニョリッジ型)のステーブルコインを紹介します.
- 米ドル
上記のリンク先を見ると,すべての無担保型のステーブルコインは1米ドルを維持できずに崩壊していることがわかります.
また,法定通貨や暗号資産を部分的に担保とすることで,徐々に無担保型への移行を目指す部分担保型のステーブルコインがあります.
部分担保型のステーブルコインの例は以下になります.
- 米ドル
2022年5月現在,Fraxは1米ドルを維持できていることがわかります.
ステーブルコインの事件
ステーブルコインの事件を紹介します.
2018~2020年:にベネズエラが発行した世界発の法定通貨の仮想通貨「ペトロ」の下落
2018年11月5日にベネズエラが発行した世界発の法定通貨の仮想通貨「ペトロ」の利用が開始されました.
ペトロはベネズエラ原油によって裏付けされるとして,発行当初の石油価格にもとづき「1ペトロ=60米ドル」と設定したとのことです.
※ペトロは無担保型のステーブルコインに該当すると思われます.
しかし,ペトロの価格が安定せず,2020年1月には1ペトロ約30米ドルで取引されていたとのことです.
ペトロの解説動画は以下になります.
2022年5月:ステーブルコインTerraUSD(UST)の暴落
2022年5月にステーブルコインTerraUSD(UST)が1米ドル(約130円)から約3円(2022年5月31時点)まで暴落しました.
TerraUSDは,2020年11月から上場し,ほぼ1米ドルを維持していたのですが,突然の暴落に市場が混乱し,ビットコイン等の他の仮想通貨もあわせて下落しました.
TerraUSDの暴落を解説する動画は以下になります.
無担保型ステーブルコインは安全ではないという教訓ですね.
もちろん担保型ステーブルコインでも同様に暴落する可能性がありますので,安心せずにリスクをきちんと理解しておきましょう.
TerraUSD(UST)を含む仮想通貨テラを知りたいあなたはこちらからどうぞ.
まとめ
仮想通貨のステーブルコインを紹介しました.
具体的には,ステーブルコインの種類の担保型と無担保型,ステーブルコインの事件について解説しました.
ステーブルコインのリスクを理解して仮想通貨を取引しましょう!
仮想通貨を取引したいあなたは,まずは国内取引所のCoincheckを開設しましょう!
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