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Fast IDentity Online(FIDO)とは【UAF,U2F,FIDO2】

2022年7月30日

悩んでいる人
悩んでいる人

Fast IDentity Online(FIDO)を教えて!

こういった悩みにお答えします.

本記事の信頼性

  • リアルタイムシステムの研究歴12年.
  • 東大教員の時に,英語でOS(Linuxカーネル)の授業.
  • 2012年9月~2013年8月にアメリカのノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)コンピュータサイエンス学部で客員研究員として勤務.C言語でリアルタイムLinuxの研究開発.
  • プログラミング歴15年以上,習得している言語: C/C++PythonSolidity/Vyper,Java,Ruby,Go,Rust,D,HTML/CSS/JS/PHP,MATLAB,Verse(UEFN), Assembler (x64,ARM).
  • 東大教員の時に,C++言語で開発した「LLVMコンパイラの拡張」,C言語で開発した独自のリアルタイムOS「Mcube Kernel」GitHubにオープンソースとして公開
  • 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるGuarantee Happiness LLCのCTOとしてECサイト開発やWeb/SNSマーケティングの業務.2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTO.
  • 最近は自然言語処理AIイーサリアムに関する有益な情報発信に従事.
    • (AI全般を含む)自然言語処理AIの論文の日本語訳や,AIチャットボット(ChatGPT,Auto-GPT,Gemini(旧Bard)など)の記事を50本以上執筆.アメリカのサンフランシスコ(広義のシリコンバレー)の会社でプロンプトエンジニア・マネージャー・Quality Assurance(QA)の業務委託の経験あり.
    • (スマートコントラクトのプログラミングを含む)イーサリアムや仮想通貨全般の記事を200本以上執筆.イギリスのロンドンの会社で仮想通貨の英語の記事を日本語に翻訳する業務委託の経験あり.

こういった私から学べます.

仮想通貨を取引したいあなたは,まずは国内取引所のCoincheckを開設しましょう!

Coincheck

Coincheckが扱っていない仮想通貨を取引したい場合や低い手数料で取引したい場合は,海外取引所を開設する必要があります.

しかし,海外取引所は日本円が使えないので,国内取引所から仮想通貨を送る必要があります.

そこで,以下のおすすめの仮想通貨取引所(主に海外)で開設して,Coincheckからビットコインやイーサリアムを送りましょう!

Fast IDentity Online(FIDO)

Fast IDentity Online(FIDO)(読み方:ファイド)とは,パスワードを使わずにオンラインサービスのID認証を安全で簡単に行うことができる新しい認証規格です.

FIDOは,業界団体であるFIDO Allianceにより規格の策定と普及推進が行われています.

FIDOの特徴は以下になります.

  • ユーザは生体認証等を利用するため「パスワードを憶える必要がない」こと
  • 生体認証を端末側で行うことで「生体情報はネットワーク上に流れず,サーバで保持しない」ため,インターネット上に生体情報が流通せず,情報漏洩のリスクが軽減されること

FIDOの解説動画はこちらです.

第1世代FIDO(FIDO 1.0)

第1世代FIDO(FIDO 1.0)を紹介します.

FIDO Universal Authentication Framework(UAF)

FIDO Universal Authentication Framework(UAF)は,2014年12月に公開されたFIDOに対応するデバイスを利用してパスワードを使わないで認証を行う仕組みです.

FIDO UAFのチュートリアル動画はこちらです.

FIDO Universal 2nd Factor(U2F)

FIDO Universal 2nd Factor(U2F)は,2015年5月に公開された2段階認証を採用した仕組みです.

IDとパスワードの1段階目の認証に加えて,セキュリティコードやセキュリティキーなどを使った2段階目の認証を行います.

FIDO U2Fのチュートリアル動画はこちらです.

第2世代FIDO(FIDO 2.0)

第2世代FIDO(FIDO 2.0)を紹介します.

FIDO2

FIDO2は,2015年11月にW3CにWeb API仕様として提案されたUAFとU2Fと統合した仕様です.

FIDO2の解説動画はこちらです.

FIDO2の構成要素は以下になります.

WebAuthnとCTAPの解説動画はこちらです.

FIDOと仮想通貨

FIDOと仮想通貨の関係を解説します.

FIDOに対応した仮想通貨「EOS」

FIDOに対応した仮想通貨は,「EOS」(イオス)です.

EOSのブロックチェーン基盤「EOSIO」(イオシオ)はFIDO2に対応しています.

EOSやEOSIOを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

FIDOに対応したハードウェアウォレット

FIDOに対応した主なハードウェアウォレットは以下になります.

  • FIDO U2F:Ledger Nano S Plus,Trezor Model One Black
  • FIDO2:Trezor Model T

これらの購入は以下からどうぞ.

Ledger Nano S Plus

Trezor Model One Black

Trezor Model T

ハードウェアウォレットやソフトウェアウォレットを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

まとめ

Fast IDentity Online(FIDO)を紹介しました.

具体的には,第1世代FIDOのFIDO UAFとFIDO U2F,第2世代FIDOのFIDO2を解説しました.

仮想通貨を取引したいあなたは,まずは国内取引所のCoincheckを開設しましょう!

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しかし,海外取引所は日本円が使えないので,国内取引所から仮想通貨を送る必要があります.

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