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アメリカのバスケでよく使う英語表現

2022年8月21日

本記事の信頼性

  • 2012年9月~2013年8月にマイケル・ジョーダンの母校「ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)」で客員研究員として働いた経験があり,アメリカの大学バスケ(NCAA)やNBAに詳しい.また,日本のバスケやBリーグも詳しい.
  • 2020年1月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒル(UNCがある町)にあるGuarantee Happiness LLCでCTO,2022年6月~現在はアメリカのノースカロライナ州チャペルヒルにあるJapanese Tar Heel, Inc.のCEO兼CTOとして働いているので,アメリカの最新のバスケに詳しい
  • マイケル・ジョーダンに関する記事を50本以上,ノースカロライナ州やUNCに関する記事を200本以上,バスケに関する記事を50本以上執筆.
  • 中高はバスケ部で,中学は千葉県ベスト8,高校は千葉県ベスト16.UNCの学生やノースカロライナ州の地元の方と一緒にアメリカのバスケの経験あり

こういった私が解説していきます.

アメリカのバスケでよく使う英語表現を紹介します.

NBAやNCAA(アメリカの大学バスケ)を観る時の参考にして下さい!

NBAを含むバスケや,NCAAに所属しているノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)のバスケを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

シュートの時

シュートエリア

behind the arc/beyond the arc/from downtown

behind the arc/beyond the arc/from downtownは,3Pシュートのことです.

behind the arc/beyond the arcは,「3Pラインの円弧の外側から」という意味です.

これに対して,from downtownは「ダウンタウンから」という意味ですので,なんで3Pシュートなのか疑問に思いませんか?

実は,from downtownは,1971~1984年にシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)で活躍したフレッド・ブラウンに由来します.

フレッド・ブラウンは,ミルウォーキーの中心街(ダウンタウン)にあるリンカーン高校に通うため,「ダウンタウン・フレディ(Downtown Freddie)」というニックネームがありました.

1979年から採用された3Pシュートに苦戦している選手が多い中,フレッドは3Pの名手として活躍しました.

1979~1980年シーズンの3P成功率は44.3%でリーグトップです.

「ダウンタウン(フレディ)が決めた」が「ダウンタウンから決めた」に変化して「from downtown」という意味になりました.

由来を知ると面白いですよね!

from downtownの動画はこちらです.

from downtown(と後述するkey)の解説は以下の動画がわかりやすいです.

paint/key

paint/keyは,ペイントエリア(制限区域)のことです.

paint/keyは,ポストプレイやドライブの時によく利用されます(例:in the paint/to the key).

シュートの種類

connect

connectの表現は,味方同士の連携プレーがうまく繋がった時に利用します.

https://www.youtube.com/watch?v=Ztvdkz_PPS4

dagger

daggerは,主にクラッチタイムで勝敗を左右する劇的なシュートのことです.

friendly roll

friendly rollの表現は,リングの上でボールが良い感じに回転してシュートが入った時に利用します.

good defense, better offense

good defense, better offenseは,良いディフェンスを,さらに良いオフェンスが上回ってシュートを決めたときに言います.

シュートを決めた時

bucket/point

bucketはpointの意味です.

Eurostep

Eurostepは,主にヨーロッパのバスケで利用されていたステップのことです.

NBAではマヌ・ジノビリが有名で,Ginobili Eurostepというニックネームがつけられています.

signature shot/signature move

signature shot/signature moveは必殺技のことです.

以下の動画が参考になります.

ダンクを決めた時

both hands dunk/two hands dunk

both hands dunk/two hands dunkは,両手のダンクのことです.

poster dunk

poster dunkは,ポスター(写真)の作成に使えるディフェンス越しに決めるカッコいいダンクのことです.

八村塁がアンソニー・デイビスに決めたポスターダンクです.

渡邊雄太がケスラー・エドワーズにポスターダンクを決めたシーンです!

八村塁や渡邊雄太を知りたいあなたはこちらからどうぞ.

リバウンドの時

board/rebound

boardはreboundの意味です.

アシストの時

dime/assist

dimeはassistの意味です.

スティールの時

backfire

backfireは,相手がドリブルしている後ろからスティールすることです.

牧が深津にbackfireされるシーンを解説する動画です.

池上が牧をbackfireするシーンを解説する動画です.

ブロックの時

deny/reject

deny/rejectは,シュートをブロックした時に利用されます.

The Kornet Kontest

The Kornet Kontestは,ルーク・コルネット(Luke Kornet)が長い腕を使ってリム(バスケのゴールの縁)を隠すために,シュートを打つ選手の結構手前からジャンプする手法です.

ボールをブロックすることはできませんが,シュートを打つ選手からリムを隠す(リムをブロックする)ことで,シュート成功率を下げることが期待できます.

ファウルの時

draw fouls

draw foulsは,ファウルを獲得することです.

fake a foul/flop

fake a foul/flopはファウルされたフリをすることです.

※サッカーではシミュレーションに該当します.

以下の動画のようにfake a foul/flopした選手がテクニカルファウルになる場合があります.

ターンオーバーの時

turnover

turnoverは相手にボールを奪われた時のことです.

ニュース記事

test draft waters

test draft watersは大学の選手がNBAドラフトにアーリーエントリーすることを宣言して,どれくらいの順位でドラフトされるかを予想する時に利用します.

ニュース記事で紹介されているアルマンド・ベイコットやトニー・ブラッドリーを知りたいあなたはこちらからどうぞ.

まとめ

アメリカのバスケでよく使う英語表現を紹介しました.

アメリカのバスケを楽しむために,是非覚えましょう!

アメリカのバスケで勝利を表す英語動詞はこちらになりますので,合わせて読むことをおすすめします.

英語の動画を楽しみたいあなたは,アメリカ企業CTOがおすすめするオンラインビジネス英会話は1つを読みましょう.

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